


モーニング娘。

モーニング娘。ベストセレクション〜The 25周年〜
■Disc1
M-01. HEAVY GATE
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-02. なんざんしょ そうざんしょ
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-03. Swing Swing Paradise
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
M-04. Happy birthday to Me!
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-05. Chu Chu Chu 僕らの未来
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-06. 大・人生 Never Been Better!
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:鈴木俊介
M-07. Teenage Solution
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
M-08. よしよししてほしいの
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-10. One・Two・Three(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-11. わがまま 気のまま 愛のジョーク(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-12. What is LOVE?(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-13. 悲しくなるようなRainy day
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
■Disc2
M-01. LOVEマシーン(updated 23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
M-02. 恋愛レボリューション21(updated 23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-03. そうだ!We're ALIVE(updated 23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-04. ハッピーサマーウェディング(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:ダンス☆マン(horn arrangement by 川松久芳)
M-05. ザ☆ピ〜ス!(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:ダンス☆マン(horn arrangement by 川松久芳)
M-06. ラストキッス(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:小西貴雄
M-07. ちょこっとLOVE(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:松原憲
M-08. 青春Night(23 Ver.)
作詞:つんく Rapアレンジ:Miss Monday 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-09. ジェラシー ジェラシー(23 Ver.)
作詞:つんく Rapアレンジ:U.M.E.D.Y. 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-10. 気まぐれプリンセス(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
M-11. みかん(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:鈴木Daichi秀行
M-12. 浪漫 ~MY DEAR BOY~(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:鈴木俊介
M-13. ここにいるぜぇ!(23 Ver.)
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:鈴木Daichi秀行 ストリングスアレンジ:弦 一徹
■アーティスト:モーニング娘。'23
■発売日:2023/08/30
■コード:EPCE-7772~73
■レーベル:zetima
つんく♂コメント
アルバムタイトル、Disc1に関して
さて2年5ヶ月ぶりにアルバムが出ますモーニング娘。の「モーニング娘。ベストセレクション〜The 25周年〜」に関して、お話してみたいと思います。
まずはタイトル。
ベスト盤のタイトルなんて、だいたい定型パターンの中のどれかでしょ!?
なんて思われがちですが、一般的なアルバムのタイトルの方が、個性を強調すればプロ的な感覚として「なんかいい感じ!」に出来そうな気がするんですが、
ベスト盤(これって日本的発想だとは思いますが)のタイトルって
・「ベスト盤」ってわかってもらうこと。
・過去にベスト盤をいくつか出しているなら、タイトルで他との明確な違いを出す。
・出来れば、タイトルの中に今作の特別感を入れたい。
というようなことが求められます。
・曲数を記載する。
・全ての総尺時間を記載する。
・何枚組なのか?
や、
・何年〜何年頃の作品集だ!
・全部オリジナル作品の羅列なのか。
・歌い直しが混じっている。
・トラックダウンをし直した。
・アレンジに違いがある。
というような情報をどこまでタイトルに組み込むかというようなことも考えるわけで、
まあ、今回はめちゃ悩みました。
何個タイトル候補を書いたことか・・・(笑)
もう一つ情報を加えるなら
・リーダーでもある譜久村聖がメンバーとして所属する最後のアルバムとなるでしょう
ってことが含まれますね。
で、もろもろを考慮したあげく、今回のベストアルバムのタイトルは!!!
「モーニング娘。ベストセレクション〜The 25周年〜」
ということで、
・新たにセレクトさせてもらいました。
・25周年です。
・モーニング娘。のベストだ。
という情報を詰め込ませていただきました。。
今回は2枚組。
Disc1 全13曲
Disc2 全13曲
の合計26曲!!
これ、すごくない!?
ちなみにDisc1には、なんと!書きおろしのオリジナル新曲が3曲入っております!
Yeah!ええやん!
新曲の1曲目「HEAVY GATE」は16期の櫻井までの全12名でレコーディングしました。
新人の2名はこのレコーディングには間に合いませんでしたが、すぐさまこの曲のパフォーマンスが出来るようにレッスン開始です。
新曲2曲目の「なんざんしょ そうざんしょ」は17期の 井上、弓桁を含む全14名での歌唱!
井上、弓桁にとっては、人生において初レコーディング曲となるので、思い出の曲となるでしょう。(ちなみにこのアルバム全体で井上、弓桁が参加しているのはこの曲だけですので、以降、全員と表記しているものは井上、弓桁は含まないという意味とご理解ください)
そして新曲3曲目「悲しくなるようなRainy day」は生田、石田、小田、野中、羽賀の5名の選抜メンバーでの歌唱ですね。
曲の設定としても雨の中を車でドライブするという物語なので、ちょっくら大人な5名での歌唱にチャレンジしてもらったわけです。
街のネオンとヘッドライト、雨とワイパーを頭の中でイメージさせながら聴いてくださいね!
詳しくは発売日付近にセルフライナーノーツにて、この3曲の解説をしてみたいと思います。
Disc1に関しては
ここ最近の譜久村加入後の新生モーニング娘。のシングル楽曲からの
ベストチョイス。ざっくり解説すると、
「Swing Swing Paradise」
「Happy birthday to Me!」
「Chu Chu Chu 僕らの未来」
「大・人生 Never Been Better!」
「Teenage Solution」
「よしよししてほしいの」
「ビートの惑星」
の7曲は、シングル発売時のオリジナル原盤のまんまを収録。
なので、あの時のあの空気感をそのまま楽しんでいただけると思います。
そして、
「One・Two・Three(23 Ver.)」はタイトルに表してるように、
2023年バージョンとして現メンバーで全メロディーパートを完全にレコーディングしなおしました!
そして、イントロに飛び出してくる「WOW WO〜」のフェイクトラック、今作品は野中の声です!
Aメロとサビには新たなコーラスラインを追加したので、聴いた感じのイメージが「あれ?なんだろこの感じ」って気がついた人がいると思いますが、その方は相当耳が良いか、もしくは、今までのをかなり聴き込んできた強者!と解釈させていただきます!
そんな素材を使っての再トラックダウンした23 Ver.ってことす。(バックトラックの素材はオリジナルです!)
「わがまま 気のまま 愛のジョーク(23 Ver.)」も表記の通り2023年Ver.。
全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし、トラックダウンし直し完成させました!。(バックトラックの素材はオリジナルです!)
「What is LOVE?(23 Ver.)」も全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし、トラックダウンし直し完成させました。(バックトラック素材はオリジナル音源です!)
ということで、これ読んでるだけでも、だいぶんテンションあがると思われます「モーニング娘。ベストセレクション〜The 25周年〜」。
正直、本来のベスト盤なら、
サクサクと選曲してオリジナルトラックをちゃちゃちゃ〜っと並べて、新写真でも撮っちゃえば、まあ低予算で仕上がっちゃうんですが・・・
手をかけて、愛情もたっぷりかけちゃいました(笑)。
メンバーたちも再録音も新録音も含めて、めちゃ気合い入れてくれましたよ!
どうぞ、楽しみに聴いてくださいね!
Dicc2の解説もお楽しみに!
Disc2に関して
Disc2
さて、Disc2はある種ライブでも鉄板曲、カラオケでも人気の曲、
メンバー人気も高く、つんく♂的にも思い出の曲たちが集いました。
順番に簡単解説です。
1曲目「LOVEマシーン(updated 23 Ver.)」ですが、バックトラックはアルバム「The Best!〜Updated モーニング娘。〜」の時にアップデートしました。オリジナルよりBPMでいうと4アップしてあるので、スピード感アップしてますよ!
イントロのコーラス部分はおなじみのオリジナルパートを使用しております!全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しました。
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
2曲目「恋愛レボリューション21(updated 23 Ver.) 」ですが、この曲もバックトラックはアルバム「The Best!〜Updated モーニング娘。〜」の時にアップデートしました。オリジナルよりBPMでいうと7アップしてあるので、さらにスピード感を感じるはず!!全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しました。
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
3曲目「そうだ!We're ALIVE(updated 23 Ver.) 」 さて、この曲ですが、なんと、このアルバムの為にリアレンジしました。リアレンジというとまっさらなアレンジし直したとも解釈できますが、そういうのとはちょっと違って、今回はオリジナルのアレンジのニュアンスをもとに2023年にふさわしいビート感やスピード感にならないもんか!と試行錯誤をかさね、ついに完成!このアレンジを提げて各所フェスに参加したら、共演者度肝抜かれること間違いなし!BPMは7上がってます。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直してあります!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
4曲目「ハッピーサマーウェディング(23 Ver.)」 こちらは打って変わって。バックトラックはオリジナルのまんまで、全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しました。やっぱこの曲はあの時代のあの雰囲気のままで攻めるのが正解だな〜って思ってます。現メンバーがどうニュアンスを出してくれるか。声の素材にかけました!
特にAメロのこだわりのメロディの歌ニュアンス、しっかり聴いてください!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
5曲目「ザ☆ピ〜ス!(23 Ver.)」こちらも、バックトラックはオリジナルのまんまで、全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!
最後どうしようかな〜オリジナルの尺で行こうかな〜って迷ったけど、まあ、ベスト盤としていろいろ聴きたいだろうし!と、サクっと切り上げVer.で編集してあります!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
6曲目「ラストキッス(23 Ver.) 」バックトラックはオリジナルのまんまですが、今回取り込みし直す時に、音の解像度をアップさせたので、音がオリジナルよりかなりクリアに聴こえてくるはずです。選抜ボーカルは牧野、横山、北川。3人でボーカル、コーラス等、各々再レコーディングし直しております! ですので、2023Ver.としてトラックダウンした完成品、新鮮に聴こえるはずです!
7曲目「ちょこっとLOVE(23 Ver.) 」こちらも、バックトラックはオリジナルのまんまですが、今回取り込みし直す時に、音の解像度をアップさせました。なので、音がオリジナルよりかなりクリアに聞こえてます。選抜ボーカルは山﨑、岡村、櫻井。
この3人でボーカル、コーラス等、掛け声など、各々再レコーディングし直しております! 2023Ver.としてトラックダウンし直しましたこの完成品。だいぶ新鮮に聴こえるはずです!お楽しみください。
8曲目「青春Night(23 Ver.) 」さて、こちらはバックトラックはオリジナルのまんまで、全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!
ちなみに、一部、コーラスを差し替えたり、RAPセクションには新たなコーラスパートを追加しています。
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
9曲目「ジェラシー ジェラシー(23 Ver.) 」こちらもバックトラックはオリジナルのまんま。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
10曲目「気まぐれプリンセス(23 Ver.) 」こちらもバックトラックはオリジナルのまんま。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!
Aメロのエフェクティブなボーカルは、当時、BPMとキーを一旦下げてレコーディングし、それを元のBPMをキーに戻すと「早回し再生」のように聴こえる、という効果を使って作ってたのですが、今回も当時と全く同じ手法でレコーディングして再現しております!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
11曲目「みかん(23 Ver.) 」こちらもバックトラックはオリジナルのまんま。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!あ、そうだ!一部コーラスを差し替えてあります!コーラス和音の積み方を少々変更しちゃった〜!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
12曲目「浪漫 ~MY DEAR BOY~(23 Ver.) 」こちらもバックトラックはオリジナルのまんま。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!ただし、2番のAメロにブレイクを追加!なんか欲しくなっちゃったんだよね〜。
で、ハモパートは、オリジナルはつんく♂コーラスだけでしたが、今回、サビや2番Aメロに追加したハモパートは野中です。ということで、2023年版のトラックダウンをお楽しみください!
13曲目「ここにいるぜぇ!(23 Ver.) 」この曲もバックトラックはオリジナルのまんま。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!
Introはここ最近よくLIVEでもやってるLIVE Ver.です!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
ということで、Disc2に関して、ざっと解説をさせていただきました。
単なるベスト盤ならば過去の作品をリマスタリングして一つに繋げるという流れで完成するのですが、そこはモーニング娘。の醍醐味として、メンバーもどんどん入れ替わっていく分、音源としての進化も重要な部分でもあります。
ファンのみなさまに楽しんでいただくというのが最大の目的ではありますが、リリース後に加入したメンバーも「私の曲だ!」という参加意識のようなものが加わることによって、モーニング娘。にとって大きなプラスになるわけです。
ですので、単なるベスト盤ではなくオリジナリティ溢れるベスト盤であるということをお伝えすべく、
つんく♂のセルフライナーノーツとさせていただきます!
発売当時のオリジナル盤と聴き比べたりもしつつ、じっくり2023年Ver.をお楽しみいただければと思います!
完全オリジナルの新曲に関して
モーニング娘。の25周年を記念したベストアルバム「モーニング娘。ベストセレクション~The 25周年~」の中に収録されている完全オリジナルの新曲に関して解説させていただこうと思います。
HEAVY GATE / モーニング娘。’23
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
心の扉を開こう!というような歌詞は、
世の中的にも、まあ、よくありがちなのかもしれません。
ただ、この主人公はやはりかなり複雑で、
なんとかしなきゃいけないとも感じつつ、
周りのみんなにも「笑ってね」「優しい人だね」「叱ってね」って言ってて、
でも、自分がちゃんと出来てないから、
なんとなく後ろめたい。
でも「漸く行く、私行く」と決心はしてる。
旅立つよ、行くよ、行くよ!
って言ってるけど、なかなかその次の一歩に進めない。
本当は甘えて、頼って、
本音をぶつけたいのに、どっかでストップ。
で、結局は「孤独ガリータ!」になっちゃってるって話で・・・
結論、無理って言ってても
それも無理
やるしかない!って話ですね。
サウンドは体で感じてください。
ダンスのイメージです。↓
イントロなどは、細かい揺れ。
電車の中で吊り革もって揺れてるようなイメージとか。
でもちゃんとビートはある。
ピョコピョコとモグラ叩きみたいに何組とかに分けて
ディレイが起こってるようなシーンもあっていい。
でも、基本はユニゾンダンス。
サビだけ、「情熱的な」いわゆる振り付けダンスになってもいい。
しかし、ビート(リズム)はしっかりとる。
全体的にあんまり歌詞を追っかけない。(ストーリー性は要らない)
リズムが止まったり、アクセントのあるところは、
しっかり合わせる。アクセントを取る。
「孤独ガリータ」のところは何か特徴的な全体で作る形がほしい。
言葉のない間奏の部分は競泳してるイメージとか、
もしくはビデオ巻き戻ししてるようなイメージとか。どっちもあってもいい
くらいなざっくりイメージを先生に伝言し、それを形にしてもらったのが、
こないだのライブ映像です。
まだまだ改良もされてくだろうし、新人も加わるので、ここからの発展が楽しみですね。
なんざんしょ そうざんしょ / モーニング娘。’23
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
「でっかいパフェ」ってフレーズを使ってみたくって・・・
最近、テレビなんかでよく見るデカ盛りタイプの「映え系」の
食べものって一回チャレンジしたくなるやん!
たいていは一回行ったら「あ、まあ、次はもうええかぁ〜」
みたいなものも多いかもしれない。
けど、こういうのってテレビで見た後の「出かける時の言い訳」
というか「きっかけ」みたいなもんなんです。
彼と詳細をグリグリっと詰めると
「面倒、ああ、もう行くのやめとこ!」
ってなるので、
ふんわり行くか行かないかを決めるくらいにして、
後は実行あるのみ!なんですが。
とはいえ、混んでたり、予約が必要だったり、
その日がそれを食べたい気分じゃなくなったり・・・。
なかなか、そう上手くはことが運ばなかったりするもんなんですよね〜。
結局人生論になって「でっかいパフェ」のことは一旦横において、
「てか、この先、どうやって生きてくの!」みたいな説教タイムみたいになってて。
男の子が「あれ?なんか雲行きが違う方向にむき出したからひとまずパフェに急ごう!」
ってな感じですかね(笑)。
1番の頭、井上、
2番の頭、弓桁と、新人始まりです!
こういう曲って歌い回しも難しいし、
テンポも速めだし、歌割りも細かいので、ペラペラ漫画のごとく、
どんどん進んでいくんですが、こういうのがグループでやってる醍醐味ですよね〜。
新人もベテランも含めてみんなで1つの作品を仕上げてく感じ、
俺は大好きで、モーニング娘。の本来の姿なんじゃないかなぁ〜って思います。
歌詞が可愛いとかだけでなく、歌の表現や、ニュアンス、
なんだから顔まで、どんなふうに歌うかでイメージ変わってきますからね。
まさに団体芸!
新人にとっても最初の曲なんで、思い出の作品となると思います!
悲しくなるようなRainy day / 生田、石田、小田、野中、羽賀
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
僕としては作っててノリノリになってくるタイプの曲でして、
誰にどうやって歌ってもらうか、が、悩みどころでしたが、
野中、羽賀、牧野、横山、らとも対談出来たというのあって、
企画の段階で、
あ!プッチモニ。「ちょこっとLOVE」と。たんぽぽ「ラストキッス」を
入れて振り分けていけば、なかなか深いベスト盤に仕上がるぞ!
と、そう思いました。
で、この曲は、
生田、石田、小田、野中、羽賀を抜粋して、
「さあ、ええ感じの歌ってもらおか〜」
ってな感じで、大人路線で攻めてみました。
彼氏ではない、ほぼ彼氏な君。
甘えたら、それなりにちゃんと構ってくれるし、
わがままもそれなりに聞いてくれる。
なのに、束縛はしてくれないというか、
なんにも決めてくれない。
ズルいな〜。
雨だし、「迎えにきて」って言ったのかな。
すぐ来てくれたのはいいんだけど、
寄り道もしてくれないし、
音楽もかかってないし、面倒くさいなら来なきゃいいのに・・・
みたいなね。
(笑)
ちょっとハネてる曲だけど、
可愛くもなりすぎず、まったりしすぎず、ちょうどいい感じの
ニュアンスで歌ってくれたと思います。
こういう歌詞を初期Berryz工房や初期℃-uteが歌うと、
結果、雰囲気的にも可愛く仕上がります。リアリティがないから良い!ってやつです。
それはそれで萌えで、そういう勝ちパターンってあるんです。
が、
今回の歌唱メンバーの年齢的にもちょうどドンピシャだし、、
世の中、コロナもあったので、長時間ダラダラ出かける習慣が
だいぶ減った社会なので、
この歌詞、この場面は2023年の彼女たちや同世代になんだか
ちょうどいい曲だなぁ〜って自画自賛しております。
雨、降ってても降ってなくっても、
帰りたくないんだろうけどね。
でも、彼がグイグイきまくる人なら、それはそれで彼女としても冷めてくんだろうね〜。
ちなみにRAPパートは一番最後に書き上げました。
なんか物足りなくなって足しちゃいました。
みんなRAPもGOOD!でしたよ!
さて2年5ヶ月ぶりにアルバムが出ますモーニング娘。の「モーニング娘。ベストセレクション〜The 25周年〜」に関して、お話してみたいと思います。
まずはタイトル。
ベスト盤のタイトルなんて、だいたい定型パターンの中のどれかでしょ!?
なんて思われがちですが、一般的なアルバムのタイトルの方が、個性を強調すればプロ的な感覚として「なんかいい感じ!」に出来そうな気がするんですが、
ベスト盤(これって日本的発想だとは思いますが)のタイトルって
・「ベスト盤」ってわかってもらうこと。
・過去にベスト盤をいくつか出しているなら、タイトルで他との明確な違いを出す。
・出来れば、タイトルの中に今作の特別感を入れたい。
というようなことが求められます。
・曲数を記載する。
・全ての総尺時間を記載する。
・何枚組なのか?
や、
・何年〜何年頃の作品集だ!
・全部オリジナル作品の羅列なのか。
・歌い直しが混じっている。
・トラックダウンをし直した。
・アレンジに違いがある。
というような情報をどこまでタイトルに組み込むかというようなことも考えるわけで、
まあ、今回はめちゃ悩みました。
何個タイトル候補を書いたことか・・・(笑)
もう一つ情報を加えるなら
・リーダーでもある譜久村聖がメンバーとして所属する最後のアルバムとなるでしょう
ってことが含まれますね。
で、もろもろを考慮したあげく、今回のベストアルバムのタイトルは!!!
「モーニング娘。ベストセレクション〜The 25周年〜」
ということで、
・新たにセレクトさせてもらいました。
・25周年です。
・モーニング娘。のベストだ。
という情報を詰め込ませていただきました。。
今回は2枚組。
Disc1 全13曲
Disc2 全13曲
の合計26曲!!
これ、すごくない!?
ちなみにDisc1には、なんと!書きおろしのオリジナル新曲が3曲入っております!
Yeah!ええやん!
新曲の1曲目「HEAVY GATE」は16期の櫻井までの全12名でレコーディングしました。
新人の2名はこのレコーディングには間に合いませんでしたが、すぐさまこの曲のパフォーマンスが出来るようにレッスン開始です。
新曲2曲目の「なんざんしょ そうざんしょ」は17期の 井上、弓桁を含む全14名での歌唱!
井上、弓桁にとっては、人生において初レコーディング曲となるので、思い出の曲となるでしょう。(ちなみにこのアルバム全体で井上、弓桁が参加しているのはこの曲だけですので、以降、全員と表記しているものは井上、弓桁は含まないという意味とご理解ください)
そして新曲3曲目「悲しくなるようなRainy day」は生田、石田、小田、野中、羽賀の5名の選抜メンバーでの歌唱ですね。
曲の設定としても雨の中を車でドライブするという物語なので、ちょっくら大人な5名での歌唱にチャレンジしてもらったわけです。
街のネオンとヘッドライト、雨とワイパーを頭の中でイメージさせながら聴いてくださいね!
詳しくは発売日付近にセルフライナーノーツにて、この3曲の解説をしてみたいと思います。
Disc1に関しては
ここ最近の譜久村加入後の新生モーニング娘。のシングル楽曲からの
ベストチョイス。ざっくり解説すると、
「Swing Swing Paradise」
「Happy birthday to Me!」
「Chu Chu Chu 僕らの未来」
「大・人生 Never Been Better!」
「Teenage Solution」
「よしよししてほしいの」
「ビートの惑星」
の7曲は、シングル発売時のオリジナル原盤のまんまを収録。
なので、あの時のあの空気感をそのまま楽しんでいただけると思います。
そして、
「One・Two・Three(23 Ver.)」はタイトルに表してるように、
2023年バージョンとして現メンバーで全メロディーパートを完全にレコーディングしなおしました!
そして、イントロに飛び出してくる「WOW WO〜」のフェイクトラック、今作品は野中の声です!
Aメロとサビには新たなコーラスラインを追加したので、聴いた感じのイメージが「あれ?なんだろこの感じ」って気がついた人がいると思いますが、その方は相当耳が良いか、もしくは、今までのをかなり聴き込んできた強者!と解釈させていただきます!
そんな素材を使っての再トラックダウンした23 Ver.ってことす。(バックトラックの素材はオリジナルです!)
「わがまま 気のまま 愛のジョーク(23 Ver.)」も表記の通り2023年Ver.。
全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし、トラックダウンし直し完成させました!。(バックトラックの素材はオリジナルです!)
「What is LOVE?(23 Ver.)」も全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし、トラックダウンし直し完成させました。(バックトラック素材はオリジナル音源です!)
ということで、これ読んでるだけでも、だいぶんテンションあがると思われます「モーニング娘。ベストセレクション〜The 25周年〜」。
正直、本来のベスト盤なら、
サクサクと選曲してオリジナルトラックをちゃちゃちゃ〜っと並べて、新写真でも撮っちゃえば、まあ低予算で仕上がっちゃうんですが・・・
手をかけて、愛情もたっぷりかけちゃいました(笑)。
メンバーたちも再録音も新録音も含めて、めちゃ気合い入れてくれましたよ!
どうぞ、楽しみに聴いてくださいね!
Dicc2の解説もお楽しみに!
Disc2に関して
Disc2
さて、Disc2はある種ライブでも鉄板曲、カラオケでも人気の曲、
メンバー人気も高く、つんく♂的にも思い出の曲たちが集いました。
順番に簡単解説です。
1曲目「LOVEマシーン(updated 23 Ver.)」ですが、バックトラックはアルバム「The Best!〜Updated モーニング娘。〜」の時にアップデートしました。オリジナルよりBPMでいうと4アップしてあるので、スピード感アップしてますよ!
イントロのコーラス部分はおなじみのオリジナルパートを使用しております!全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しました。
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
2曲目「恋愛レボリューション21(updated 23 Ver.) 」ですが、この曲もバックトラックはアルバム「The Best!〜Updated モーニング娘。〜」の時にアップデートしました。オリジナルよりBPMでいうと7アップしてあるので、さらにスピード感を感じるはず!!全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しました。
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
3曲目「そうだ!We're ALIVE(updated 23 Ver.) 」 さて、この曲ですが、なんと、このアルバムの為にリアレンジしました。リアレンジというとまっさらなアレンジし直したとも解釈できますが、そういうのとはちょっと違って、今回はオリジナルのアレンジのニュアンスをもとに2023年にふさわしいビート感やスピード感にならないもんか!と試行錯誤をかさね、ついに完成!このアレンジを提げて各所フェスに参加したら、共演者度肝抜かれること間違いなし!BPMは7上がってます。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直してあります!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
4曲目「ハッピーサマーウェディング(23 Ver.)」 こちらは打って変わって。バックトラックはオリジナルのまんまで、全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しました。やっぱこの曲はあの時代のあの雰囲気のままで攻めるのが正解だな〜って思ってます。現メンバーがどうニュアンスを出してくれるか。声の素材にかけました!
特にAメロのこだわりのメロディの歌ニュアンス、しっかり聴いてください!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
5曲目「ザ☆ピ〜ス!(23 Ver.)」こちらも、バックトラックはオリジナルのまんまで、全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!
最後どうしようかな〜オリジナルの尺で行こうかな〜って迷ったけど、まあ、ベスト盤としていろいろ聴きたいだろうし!と、サクっと切り上げVer.で編集してあります!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
6曲目「ラストキッス(23 Ver.) 」バックトラックはオリジナルのまんまですが、今回取り込みし直す時に、音の解像度をアップさせたので、音がオリジナルよりかなりクリアに聴こえてくるはずです。選抜ボーカルは牧野、横山、北川。3人でボーカル、コーラス等、各々再レコーディングし直しております! ですので、2023Ver.としてトラックダウンした完成品、新鮮に聴こえるはずです!
7曲目「ちょこっとLOVE(23 Ver.) 」こちらも、バックトラックはオリジナルのまんまですが、今回取り込みし直す時に、音の解像度をアップさせました。なので、音がオリジナルよりかなりクリアに聞こえてます。選抜ボーカルは山﨑、岡村、櫻井。
この3人でボーカル、コーラス等、掛け声など、各々再レコーディングし直しております! 2023Ver.としてトラックダウンし直しましたこの完成品。だいぶ新鮮に聴こえるはずです!お楽しみください。
8曲目「青春Night(23 Ver.) 」さて、こちらはバックトラックはオリジナルのまんまで、全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!
ちなみに、一部、コーラスを差し替えたり、RAPセクションには新たなコーラスパートを追加しています。
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
9曲目「ジェラシー ジェラシー(23 Ver.) 」こちらもバックトラックはオリジナルのまんま。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
10曲目「気まぐれプリンセス(23 Ver.) 」こちらもバックトラックはオリジナルのまんま。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!
Aメロのエフェクティブなボーカルは、当時、BPMとキーを一旦下げてレコーディングし、それを元のBPMをキーに戻すと「早回し再生」のように聴こえる、という効果を使って作ってたのですが、今回も当時と全く同じ手法でレコーディングして再現しております!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
11曲目「みかん(23 Ver.) 」こちらもバックトラックはオリジナルのまんま。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!あ、そうだ!一部コーラスを差し替えてあります!コーラス和音の積み方を少々変更しちゃった〜!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
12曲目「浪漫 ~MY DEAR BOY~(23 Ver.) 」こちらもバックトラックはオリジナルのまんま。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!ただし、2番のAメロにブレイクを追加!なんか欲しくなっちゃったんだよね〜。
で、ハモパートは、オリジナルはつんく♂コーラスだけでしたが、今回、サビや2番Aメロに追加したハモパートは野中です。ということで、2023年版のトラックダウンをお楽しみください!
13曲目「ここにいるぜぇ!(23 Ver.) 」この曲もバックトラックはオリジナルのまんま。全メロディーパートを現メンバーで各々再レコーディングし直しております!
Introはここ最近よくLIVEでもやってるLIVE Ver.です!
(2023Ver.としてトラックダウンした完成品をお楽しみください)
ということで、Disc2に関して、ざっと解説をさせていただきました。
単なるベスト盤ならば過去の作品をリマスタリングして一つに繋げるという流れで完成するのですが、そこはモーニング娘。の醍醐味として、メンバーもどんどん入れ替わっていく分、音源としての進化も重要な部分でもあります。
ファンのみなさまに楽しんでいただくというのが最大の目的ではありますが、リリース後に加入したメンバーも「私の曲だ!」という参加意識のようなものが加わることによって、モーニング娘。にとって大きなプラスになるわけです。
ですので、単なるベスト盤ではなくオリジナリティ溢れるベスト盤であるということをお伝えすべく、
つんく♂のセルフライナーノーツとさせていただきます!
発売当時のオリジナル盤と聴き比べたりもしつつ、じっくり2023年Ver.をお楽しみいただければと思います!
完全オリジナルの新曲に関して
モーニング娘。の25周年を記念したベストアルバム「モーニング娘。ベストセレクション~The 25周年~」の中に収録されている完全オリジナルの新曲に関して解説させていただこうと思います。
HEAVY GATE / モーニング娘。’23
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
心の扉を開こう!というような歌詞は、
世の中的にも、まあ、よくありがちなのかもしれません。
ただ、この主人公はやはりかなり複雑で、
なんとかしなきゃいけないとも感じつつ、
周りのみんなにも「笑ってね」「優しい人だね」「叱ってね」って言ってて、
でも、自分がちゃんと出来てないから、
なんとなく後ろめたい。
でも「漸く行く、私行く」と決心はしてる。
旅立つよ、行くよ、行くよ!
って言ってるけど、なかなかその次の一歩に進めない。
本当は甘えて、頼って、
本音をぶつけたいのに、どっかでストップ。
で、結局は「孤独ガリータ!」になっちゃってるって話で・・・
結論、無理って言ってても
それも無理
やるしかない!って話ですね。
サウンドは体で感じてください。
ダンスのイメージです。↓
イントロなどは、細かい揺れ。
電車の中で吊り革もって揺れてるようなイメージとか。
でもちゃんとビートはある。
ピョコピョコとモグラ叩きみたいに何組とかに分けて
ディレイが起こってるようなシーンもあっていい。
でも、基本はユニゾンダンス。
サビだけ、「情熱的な」いわゆる振り付けダンスになってもいい。
しかし、ビート(リズム)はしっかりとる。
全体的にあんまり歌詞を追っかけない。(ストーリー性は要らない)
リズムが止まったり、アクセントのあるところは、
しっかり合わせる。アクセントを取る。
「孤独ガリータ」のところは何か特徴的な全体で作る形がほしい。
言葉のない間奏の部分は競泳してるイメージとか、
もしくはビデオ巻き戻ししてるようなイメージとか。どっちもあってもいい
くらいなざっくりイメージを先生に伝言し、それを形にしてもらったのが、
こないだのライブ映像です。
まだまだ改良もされてくだろうし、新人も加わるので、ここからの発展が楽しみですね。
なんざんしょ そうざんしょ / モーニング娘。’23
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
「でっかいパフェ」ってフレーズを使ってみたくって・・・
最近、テレビなんかでよく見るデカ盛りタイプの「映え系」の
食べものって一回チャレンジしたくなるやん!
たいていは一回行ったら「あ、まあ、次はもうええかぁ〜」
みたいなものも多いかもしれない。
けど、こういうのってテレビで見た後の「出かける時の言い訳」
というか「きっかけ」みたいなもんなんです。
彼と詳細をグリグリっと詰めると
「面倒、ああ、もう行くのやめとこ!」
ってなるので、
ふんわり行くか行かないかを決めるくらいにして、
後は実行あるのみ!なんですが。
とはいえ、混んでたり、予約が必要だったり、
その日がそれを食べたい気分じゃなくなったり・・・。
なかなか、そう上手くはことが運ばなかったりするもんなんですよね〜。
結局人生論になって「でっかいパフェ」のことは一旦横において、
「てか、この先、どうやって生きてくの!」みたいな説教タイムみたいになってて。
男の子が「あれ?なんか雲行きが違う方向にむき出したからひとまずパフェに急ごう!」
ってな感じですかね(笑)。
1番の頭、井上、
2番の頭、弓桁と、新人始まりです!
こういう曲って歌い回しも難しいし、
テンポも速めだし、歌割りも細かいので、ペラペラ漫画のごとく、
どんどん進んでいくんですが、こういうのがグループでやってる醍醐味ですよね〜。
新人もベテランも含めてみんなで1つの作品を仕上げてく感じ、
俺は大好きで、モーニング娘。の本来の姿なんじゃないかなぁ〜って思います。
歌詞が可愛いとかだけでなく、歌の表現や、ニュアンス、
なんだから顔まで、どんなふうに歌うかでイメージ変わってきますからね。
まさに団体芸!
新人にとっても最初の曲なんで、思い出の作品となると思います!
悲しくなるようなRainy day / 生田、石田、小田、野中、羽賀
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
僕としては作っててノリノリになってくるタイプの曲でして、
誰にどうやって歌ってもらうか、が、悩みどころでしたが、
野中、羽賀、牧野、横山、らとも対談出来たというのあって、
企画の段階で、
あ!プッチモニ。「ちょこっとLOVE」と。たんぽぽ「ラストキッス」を
入れて振り分けていけば、なかなか深いベスト盤に仕上がるぞ!
と、そう思いました。
で、この曲は、
生田、石田、小田、野中、羽賀を抜粋して、
「さあ、ええ感じの歌ってもらおか〜」
ってな感じで、大人路線で攻めてみました。
彼氏ではない、ほぼ彼氏な君。
甘えたら、それなりにちゃんと構ってくれるし、
わがままもそれなりに聞いてくれる。
なのに、束縛はしてくれないというか、
なんにも決めてくれない。
ズルいな〜。
雨だし、「迎えにきて」って言ったのかな。
すぐ来てくれたのはいいんだけど、
寄り道もしてくれないし、
音楽もかかってないし、面倒くさいなら来なきゃいいのに・・・
みたいなね。
(笑)
ちょっとハネてる曲だけど、
可愛くもなりすぎず、まったりしすぎず、ちょうどいい感じの
ニュアンスで歌ってくれたと思います。
こういう歌詞を初期Berryz工房や初期℃-uteが歌うと、
結果、雰囲気的にも可愛く仕上がります。リアリティがないから良い!ってやつです。
それはそれで萌えで、そういう勝ちパターンってあるんです。
が、
今回の歌唱メンバーの年齢的にもちょうどドンピシャだし、、
世の中、コロナもあったので、長時間ダラダラ出かける習慣が
だいぶ減った社会なので、
この歌詞、この場面は2023年の彼女たちや同世代になんだか
ちょうどいい曲だなぁ〜って自画自賛しております。
雨、降ってても降ってなくっても、
帰りたくないんだろうけどね。
でも、彼がグイグイきまくる人なら、それはそれで彼女としても冷めてくんだろうね〜。
ちなみにRAPパートは一番最後に書き上げました。
なんか物足りなくなって足しちゃいました。
みんなRAPもGOOD!でしたよ!