


モーニング娘。

Teenage Solution / よしよししてほしいの / ビートの惑星
Teenage Solution
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
よしよししてほしいの
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
■アーティスト:モーニング娘。'21
■発売日:2021/12/08
■コード:EPCE-7657
■レーベル:zetima
つんく♂コメント
「Teenage Solution」
9月13日に放送されました日本テレビ「人生が変わる1分間の深イイ話」で少々ですが、レコーディングシーンが流れました。
それは、この曲の2番終わりの間奏のセリフ部分のレコーディングシーン。
タイトルからもわかるように「ティーネイジ」のことを歌っているので、メンバーとしても10代のメンバーの顔を思い浮かべながら制作してしていきましたよ!
さて、まず、全体のイメージのお話。マイナー調ですがとても強い曲。
しかも、暗い印象でなくキラキラしてる。
雨の日の夜、道路が車のライトで反射してるような感じです。
想像つきますかね?
では、この曲のメッセージの方にまいります。
振り返って自分もそうでした。
そして我が子も・・・。
中学生くらいになると、なんでも自分で出来る気がして、そして、それをさせてくれないのは環境のせい。
そう思ってしまう。
ありますよね?!こういうの。
でもこれって100%若気の至りでしょうか?
実はこれ、半分以上は当たってると思うんです。
「なんでも出来る!」って思うことってとても大事で、その気持ちがきっかけで本当に何かを成功させちゃう人、実際にいると思うんです。
(根拠なしで「出来る!」って思えることはとても大事。
大人にとっては実は少し羨ましい出来事なんですよね・・・。)
でも、大抵は大人や周りが「だめ」「きっと無理」「お金かかるし」「今じゃない」等々、なんだかんだ言って止められちゃいますよね。
我が子に対しても普段は「なんでも伸び伸びやればいい!」なんて言ってるつもりが、実際には「○○したい」「✖️✖️に行きたい」って言われても、こっちの都合で「今日は無理だわ〜」「また今度ね」「1人で出来るようになってからね」そんな事を口走っています。
思春期だ、反抗期だ、と言いますが、実際は大人がそうさせちゃってるのかなぁ・・・なんて思ったりね。
そんな中で、この夏はべったり我が子とも日本で過ごせたり、15期のメンバーとも対談することもあって、色々感じる機会も多く、結果、こういう曲が湧き出てきたんだと実感してます。
思えば15期の3人も僕の前では前向きな表情で目をキラキラさせて対談してくれましたが、実際家に帰るとどうなのかなぁってね。親の前で、学校の先生の前で、先輩の前で、などなど、いろんな顔を持っているとは思います。
それに、新人新人とはいえ、すでに2年近くもモーニング娘。をしてるわけで、現状は以前のようにお客さんとコールアンドレスポンスしまくれるようなライブも出来ない状況です。
なので実際、どれくらいのストレスを抱えてるのかなぁ〜と。
そういうモヤモヤ感。そんなのがこの曲のエッセンスにもなっています。
ちなみに、間奏のセリフの部分では3種類の人格が出現します。
それを15期メンバーが熱演します。
1人目は淡々と鏡に向かって自問自答してる子。
2人目は特定の相手に向かって自分の事を必死で伝えようとしている子。
3人目は朝礼台や教室の黒板の前に立って、みんなに対して熱弁をしている子。
同じ事を伝えますが、主人公の在り方によって、その発声の仕方が変わるわけで、その辺を指示しながら録音しました。
3人は違う時間軸で話し始めますが、最後同着します。
最初はバラバラなのに、最後ピタッと合うのがなんか気持ちいいですよね。
そんなのを演出してみました。
これによってこの曲全体のスピード感が増した、そう思っています。
イントロのストリングスにメンバーのコーラスが乗っかるあたりからとてつもない緊張感とスリリングさを演出していますが、この10代の「ソリューション」は結論を得ない(解決に至らない)んだろうと感じているので、このとてつもない緊張感とスリリングさはこの曲にあって相応しいフレーズですね。
歌詞の話しに戻りますが、もちろん周りが自分の事を心配したり、気にかけてくれてる事には感謝もしてるし、ちゃんと対応しなきゃなって思ってる。
わかってるんです。
自分のイケナイ部分や、変えなきゃいけない部分もわかってる。
でも、実際のその場では「なんか無理」ってなっちゃう。
すべて、全部はわかってるに「なんか無理」
それ以外の何ものでもなく、なので、この曲に結論はないのかもしれないけど、その感じだけでもわかってもらえたらな〜と。
このシングルで佐藤も卒業してしまいます。
22歳にはなりましたが、あの子の「Solution」も12月13日の日本武道館で上手にまとまるといいな〜。
「よしよししてほしいの」
15期メンバーが加入し、現状14人のモーニング娘。
昨今、大人数のボーカルグループが多いので世の中の皆様も人数感的に見た感じは慣れっこかもしれませんが、いざレコーディングする立場、仕事する側となるとまあまあ多いなぁと感じる人数です(笑)。
というのも音楽制作において多人数のボーカルユニゾンって、上手に使えば迫力にも、音圧にもなるんですが、逆に言わば、とても歌のうまい人が混じってても、聴いた感じはざっくりした印象になるのも事実。
正直、今のメンバー、歌はそれぞれ上手いんです。
リズムも音程感も声の立ち上がりもみんなよくって、過去のメンバーのようなずっこけちゃうような子はいません。
みんな個性的で上手です。
なので、ユニゾン感を増やせば増やすほど、世間のそこら辺のグループとの差があんまり出せず、「誰が歌っても同じやん」みたいな印象になるので、それはもったいないんです。
特にこの曲は、人数感が出ないように出ないように意識して作品を仕上げていきました。
歌割り的にソロや少人数で歌っています。
僕の作品の場合、大抵は先にメロディが出来上がってから、歌詞を考えます。
この曲はメロディがそこそこ細かいリズムで出来上がっているので、歌詞を複雑なものにすると、歌詞がなかなか頭の中に入ってこない気がしたんです。
とはいえ、やっぱメッセージって必要で、今のモーニング娘。がどんな事を歌うべきなんだろうってまあまあ悩みました。
この曲の歌詞(メッセージ)の元となった2つの根源のお話をさせていただきましょう。
当然、コロナ禍での作品作りです。
世間では誰もが自分の存在意義を問っていました。
ミュージシャンもお笑い芸人もテレビ局のアナウンサーのような立場の人もそうだったと思います。「私ってなんだろう」的な。
会社勤めのビジネスマンや店頭でものを売るおじさん。
旅行代理店や交通機関で勤める方たちもみ〜んな、
「このままでいいのだろうか」
そう思ったでしょう。
もちろん作家である僕も考えます。
「自分の今すべきことはなんだろう」と、
そんな時期、譜久村と対談したり、石田とも話しました。
レコーディング現場では生田や小田や他のメンバーにも会いました。
佐藤とはちょいちょいLINEで話します。
さて、どうでしょう? 彼女たちは決してサボってもいるわけでもなく、常に前向きにどうすべきか考えていました。
「彼女たちの『モーニング娘。』でいるためのモチベーションってなんだろう・・・。」
これが一つ目。
そして、もう一つの根源(テーマ)として「自分と他者」ってのがあります。
コロナ禍ということで、外食時間に制限が持たれたり、友人、知人と食事することにもいろんな規制があります。
これって実はちょっと楽だったりしません?
(勿論、会食に意義があることは承知の上ですが)
振り返ってみて、コロナであろうがなかろうか、クラスの中でも、遠足の時も、「お弁当誰と食べる?」問題も往々にしてあったと思います。
意外と「ひとり」って楽だったりするんですよね〜。
でも、誰かと居なきゃいけない。
なんかハブかれてるみたいでもあるし、誰かを除け者にしてるようでもあるしね。
でも、一人でランチしたいな〜・・・だって、
好きな本読みながら。
好きな動画観ながら。
行ってみたかった店。
大盛りにチャレンジ!
ランチをハシゴ。
などなど、そんな気持ちの時あるよね。
ですが、このご時世で「なるだけ他人と接しないように」ということの本質が浮きぼりになったりもしたように思います。
誰かとランチしながら無駄話でもしてるつもりが、ただただ楽しかったはずの時間だったのに、「え?それなに?」「なんでそんなこと考えてるの?」みたいな説教タイムが始まったりしてね。
「ほら、会話にリズム持たせるつもりで話題提供したら、結果説教かよ〜」みたいなのあるよね。
別の角度から、他者との関係を無難に乗り切る技として有効的なのが「笑顔」です。
アメリカに暮らしてると本当にこの技を使います。
なんせ「拳銃」を誰がどう持ってるかわからない国ですからね。
日本のように見た感じ怖そうな人=悪い
と限らず、普通の主婦でも大学生でも老人でもいつ何時、誰が、敵となるかわからないわけです。
なので、
恐らくそういう防御もいつの間にか身についたのだと思いますが、ハワイで普段生活してても、全く初めてすれ違う人でも、すれ違う時にお互い「ニコ」っとしたり、笑顔で「HI!」と言ってみたり、当たり前のようにします。
これは「俺はお前の敵じゃないからな」ってサインだと思うんです。
話が逸れましたが、「笑顔」って、自分の身を安全にする一つの防御だと思うんですよね。
そうやって「笑顔」で防御してるのに、なんだか「本音トークタイム」みたいになって、この雰囲気はなんらか暴露トークみたいなのをしないと乗り越えられないなみたいになって「本音ぶっちゃけ」みたいなのにをやっちゃうと後でドーっと疲れがきちゃう。
そんな感じ。
「ああ、言わなきゃよかった」ってね。
学生時代や売れないバンドマンの時期、気がついたら朝ってことがしょっちゅうでした。
全然眠れない、ああ、孤独だ。
なんで寝れないんだよ〜。昨日あんな話ししたからかなぁ・・・
とかなんとか、悩みが頭をぐるぐるして眠れない。。。
俺だけ孤独だ。世界で俺だけがこんなに辛い・・・みたいなループに入る。
・・・ってか、これ、完全に昼間に寝すぎたのが原因です。
僕も、そんなことわかってました。
「朝になった寝よう」そう思ってても、どんどん時間感覚がなくなっていって、朝日がどんどん登っていってね。
いつの間にか「朝がいつかわからない」状態になってく。
ひどい時期は「笑っていいとも(以前そういう番組が正午からやってました)」が始まったら寝ようって時期もあったよ(笑)。
今日は脱線ばかりですが、コロナで緊急事態宣言の中で、家にこもってると、そんな青春時期を少し思い出して、モーニング娘。のメンバーの心の中をチラっと覗くと、僕に出来ることはやっぱ彼女たちの頑張りを評価してあげることじゃん!みたいに思った結果、生まれてきたのがこの曲というわけです。
なので、ファンのみなさんもぜひ、彼女たちを「よしよし」してあげてください。
9月13日に放送されました日本テレビ「人生が変わる1分間の深イイ話」で少々ですが、レコーディングシーンが流れました。
それは、この曲の2番終わりの間奏のセリフ部分のレコーディングシーン。
タイトルからもわかるように「ティーネイジ」のことを歌っているので、メンバーとしても10代のメンバーの顔を思い浮かべながら制作してしていきましたよ!
さて、まず、全体のイメージのお話。マイナー調ですがとても強い曲。
しかも、暗い印象でなくキラキラしてる。
雨の日の夜、道路が車のライトで反射してるような感じです。
想像つきますかね?
では、この曲のメッセージの方にまいります。
振り返って自分もそうでした。
そして我が子も・・・。
中学生くらいになると、なんでも自分で出来る気がして、そして、それをさせてくれないのは環境のせい。
そう思ってしまう。
ありますよね?!こういうの。
でもこれって100%若気の至りでしょうか?
実はこれ、半分以上は当たってると思うんです。
「なんでも出来る!」って思うことってとても大事で、その気持ちがきっかけで本当に何かを成功させちゃう人、実際にいると思うんです。
(根拠なしで「出来る!」って思えることはとても大事。
大人にとっては実は少し羨ましい出来事なんですよね・・・。)
でも、大抵は大人や周りが「だめ」「きっと無理」「お金かかるし」「今じゃない」等々、なんだかんだ言って止められちゃいますよね。
我が子に対しても普段は「なんでも伸び伸びやればいい!」なんて言ってるつもりが、実際には「○○したい」「✖️✖️に行きたい」って言われても、こっちの都合で「今日は無理だわ〜」「また今度ね」「1人で出来るようになってからね」そんな事を口走っています。
思春期だ、反抗期だ、と言いますが、実際は大人がそうさせちゃってるのかなぁ・・・なんて思ったりね。
そんな中で、この夏はべったり我が子とも日本で過ごせたり、15期のメンバーとも対談することもあって、色々感じる機会も多く、結果、こういう曲が湧き出てきたんだと実感してます。
思えば15期の3人も僕の前では前向きな表情で目をキラキラさせて対談してくれましたが、実際家に帰るとどうなのかなぁってね。親の前で、学校の先生の前で、先輩の前で、などなど、いろんな顔を持っているとは思います。
それに、新人新人とはいえ、すでに2年近くもモーニング娘。をしてるわけで、現状は以前のようにお客さんとコールアンドレスポンスしまくれるようなライブも出来ない状況です。
なので実際、どれくらいのストレスを抱えてるのかなぁ〜と。
そういうモヤモヤ感。そんなのがこの曲のエッセンスにもなっています。
ちなみに、間奏のセリフの部分では3種類の人格が出現します。
それを15期メンバーが熱演します。
1人目は淡々と鏡に向かって自問自答してる子。
2人目は特定の相手に向かって自分の事を必死で伝えようとしている子。
3人目は朝礼台や教室の黒板の前に立って、みんなに対して熱弁をしている子。
同じ事を伝えますが、主人公の在り方によって、その発声の仕方が変わるわけで、その辺を指示しながら録音しました。
3人は違う時間軸で話し始めますが、最後同着します。
最初はバラバラなのに、最後ピタッと合うのがなんか気持ちいいですよね。
そんなのを演出してみました。
これによってこの曲全体のスピード感が増した、そう思っています。
イントロのストリングスにメンバーのコーラスが乗っかるあたりからとてつもない緊張感とスリリングさを演出していますが、この10代の「ソリューション」は結論を得ない(解決に至らない)んだろうと感じているので、このとてつもない緊張感とスリリングさはこの曲にあって相応しいフレーズですね。
歌詞の話しに戻りますが、もちろん周りが自分の事を心配したり、気にかけてくれてる事には感謝もしてるし、ちゃんと対応しなきゃなって思ってる。
わかってるんです。
自分のイケナイ部分や、変えなきゃいけない部分もわかってる。
でも、実際のその場では「なんか無理」ってなっちゃう。
すべて、全部はわかってるに「なんか無理」
それ以外の何ものでもなく、なので、この曲に結論はないのかもしれないけど、その感じだけでもわかってもらえたらな〜と。
このシングルで佐藤も卒業してしまいます。
22歳にはなりましたが、あの子の「Solution」も12月13日の日本武道館で上手にまとまるといいな〜。
「よしよししてほしいの」
15期メンバーが加入し、現状14人のモーニング娘。
昨今、大人数のボーカルグループが多いので世の中の皆様も人数感的に見た感じは慣れっこかもしれませんが、いざレコーディングする立場、仕事する側となるとまあまあ多いなぁと感じる人数です(笑)。
というのも音楽制作において多人数のボーカルユニゾンって、上手に使えば迫力にも、音圧にもなるんですが、逆に言わば、とても歌のうまい人が混じってても、聴いた感じはざっくりした印象になるのも事実。
正直、今のメンバー、歌はそれぞれ上手いんです。
リズムも音程感も声の立ち上がりもみんなよくって、過去のメンバーのようなずっこけちゃうような子はいません。
みんな個性的で上手です。
なので、ユニゾン感を増やせば増やすほど、世間のそこら辺のグループとの差があんまり出せず、「誰が歌っても同じやん」みたいな印象になるので、それはもったいないんです。
特にこの曲は、人数感が出ないように出ないように意識して作品を仕上げていきました。
歌割り的にソロや少人数で歌っています。
僕の作品の場合、大抵は先にメロディが出来上がってから、歌詞を考えます。
この曲はメロディがそこそこ細かいリズムで出来上がっているので、歌詞を複雑なものにすると、歌詞がなかなか頭の中に入ってこない気がしたんです。
とはいえ、やっぱメッセージって必要で、今のモーニング娘。がどんな事を歌うべきなんだろうってまあまあ悩みました。
この曲の歌詞(メッセージ)の元となった2つの根源のお話をさせていただきましょう。
当然、コロナ禍での作品作りです。
世間では誰もが自分の存在意義を問っていました。
ミュージシャンもお笑い芸人もテレビ局のアナウンサーのような立場の人もそうだったと思います。「私ってなんだろう」的な。
会社勤めのビジネスマンや店頭でものを売るおじさん。
旅行代理店や交通機関で勤める方たちもみ〜んな、
「このままでいいのだろうか」
そう思ったでしょう。
もちろん作家である僕も考えます。
「自分の今すべきことはなんだろう」と、
そんな時期、譜久村と対談したり、石田とも話しました。
レコーディング現場では生田や小田や他のメンバーにも会いました。
佐藤とはちょいちょいLINEで話します。
さて、どうでしょう? 彼女たちは決してサボってもいるわけでもなく、常に前向きにどうすべきか考えていました。
「彼女たちの『モーニング娘。』でいるためのモチベーションってなんだろう・・・。」
これが一つ目。
そして、もう一つの根源(テーマ)として「自分と他者」ってのがあります。
コロナ禍ということで、外食時間に制限が持たれたり、友人、知人と食事することにもいろんな規制があります。
これって実はちょっと楽だったりしません?
(勿論、会食に意義があることは承知の上ですが)
振り返ってみて、コロナであろうがなかろうか、クラスの中でも、遠足の時も、「お弁当誰と食べる?」問題も往々にしてあったと思います。
意外と「ひとり」って楽だったりするんですよね〜。
でも、誰かと居なきゃいけない。
なんかハブかれてるみたいでもあるし、誰かを除け者にしてるようでもあるしね。
でも、一人でランチしたいな〜・・・だって、
好きな本読みながら。
好きな動画観ながら。
行ってみたかった店。
大盛りにチャレンジ!
ランチをハシゴ。
などなど、そんな気持ちの時あるよね。
ですが、このご時世で「なるだけ他人と接しないように」ということの本質が浮きぼりになったりもしたように思います。
誰かとランチしながら無駄話でもしてるつもりが、ただただ楽しかったはずの時間だったのに、「え?それなに?」「なんでそんなこと考えてるの?」みたいな説教タイムが始まったりしてね。
「ほら、会話にリズム持たせるつもりで話題提供したら、結果説教かよ〜」みたいなのあるよね。
別の角度から、他者との関係を無難に乗り切る技として有効的なのが「笑顔」です。
アメリカに暮らしてると本当にこの技を使います。
なんせ「拳銃」を誰がどう持ってるかわからない国ですからね。
日本のように見た感じ怖そうな人=悪い
と限らず、普通の主婦でも大学生でも老人でもいつ何時、誰が、敵となるかわからないわけです。
なので、
恐らくそういう防御もいつの間にか身についたのだと思いますが、ハワイで普段生活してても、全く初めてすれ違う人でも、すれ違う時にお互い「ニコ」っとしたり、笑顔で「HI!」と言ってみたり、当たり前のようにします。
これは「俺はお前の敵じゃないからな」ってサインだと思うんです。
話が逸れましたが、「笑顔」って、自分の身を安全にする一つの防御だと思うんですよね。
そうやって「笑顔」で防御してるのに、なんだか「本音トークタイム」みたいになって、この雰囲気はなんらか暴露トークみたいなのをしないと乗り越えられないなみたいになって「本音ぶっちゃけ」みたいなのにをやっちゃうと後でドーっと疲れがきちゃう。
そんな感じ。
「ああ、言わなきゃよかった」ってね。
学生時代や売れないバンドマンの時期、気がついたら朝ってことがしょっちゅうでした。
全然眠れない、ああ、孤独だ。
なんで寝れないんだよ〜。昨日あんな話ししたからかなぁ・・・
とかなんとか、悩みが頭をぐるぐるして眠れない。。。
俺だけ孤独だ。世界で俺だけがこんなに辛い・・・みたいなループに入る。
・・・ってか、これ、完全に昼間に寝すぎたのが原因です。
僕も、そんなことわかってました。
「朝になった寝よう」そう思ってても、どんどん時間感覚がなくなっていって、朝日がどんどん登っていってね。
いつの間にか「朝がいつかわからない」状態になってく。
ひどい時期は「笑っていいとも(以前そういう番組が正午からやってました)」が始まったら寝ようって時期もあったよ(笑)。
今日は脱線ばかりですが、コロナで緊急事態宣言の中で、家にこもってると、そんな青春時期を少し思い出して、モーニング娘。のメンバーの心の中をチラっと覗くと、僕に出来ることはやっぱ彼女たちの頑張りを評価してあげることじゃん!みたいに思った結果、生まれてきたのがこの曲というわけです。
なので、ファンのみなさんもぜひ、彼女たちを「よしよし」してあげてください。