



リズム天国 ザ・ベスト+
※任天堂3DSゲームソフト「リズム天国 ザ・ベスト+」収録楽曲
https://www.nintendo.co.jp/3ds/bpjj/
・ リズム天国 ザ・ベスト+ タイトル
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ クラスメイト
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
歌唱者:ぱじゃまっ娘クラブ(かれん、もえあず、吉田仁美)
・ コレクション
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ チャレンジランド
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ チャレンジトレイン
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ 地上マップ
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・天の国マップ
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ 別れのとき
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ ママのコワイ顔
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ おめでとう!
作曲:つんく 編曲:湯浅公一
・ すれちがい リスト
作曲:つんく 編曲:湯浅公一
・ 階段キャッチ
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ マキネコ
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ ゐあひ斬り伝説
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ パジャマズ
作曲:つんく 編曲:AKIRA
・ カラテ家の父
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ ごっつぁん兄弟
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ カメレオン
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ ときめきのストーリー
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:湯浅公一
歌唱者:トキメキスト(ちーちゃん、平山りの、まいちゃん、ゆりんこ)
・ I'm a lady now
作詞:延原功 作曲:つんく 編曲:大久保薫
歌唱者:Hotzmic
・ その一粒の大きな涙には
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:板垣祐介
歌唱者:大橋光
・ ドーナッツリミックス
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ チョッキンリミックス
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ ドキッ!こういうのが恋なの?
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
歌唱者:あり~さ (針尾ありさ)
・パチパチ三人衆 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・ロボット工場・オイル 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・コーラスメン 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・小さないきもの 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・シューティング 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・マッスル人形 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・しろいおばけ 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・コロコロたんけん隊 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・階段キャッチ 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・フルーツバスケット 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・マネキネコ 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・バトミントン 入門
作曲:つんく 編曲:湯浅公一
・ピンポン 入門
作曲:つんく 編曲:湯浅公一
・カラテ家 入門
作曲:つんく 編曲:大久保薫
・リズム脱毛 入門
作曲:つんく 編曲:湯浅公一
■アーティスト:リズム天国 ザ・ベスト+
■発売日:未発売
■コード:0000-0000
■レーベル:未発売
つんく♂コメント
制作には時間も手間もかかりました。
私含め、スタッフみんなの血と汗と涙の結集でございます。
本当に良いものが出来たと思っております。
過去のリズム天国シリーズの中でも人気の高かった作品がたくさん入ったので、「ベスト」という名前も加わりました。
さすがにゲームボーイアドバンス版で言いますと、もう9年前・・・
ええ~そんなに経つの~って感じですが、当時まだ生まれてなかった層も既にゲーム愛好者層になってるわけです。
タッチペンで話題になった「リズム天国ゴールド」でさえも7歳になる我が子はもう記憶にない程、彼らにとっては昔のものになってしまうわけです。
そんな彼らにとってはそれらの作品を触るにしてもとても新鮮なわけで今回の「リズム天国 ザ・ベスト+」の中に入ることをとても楽しみにしています。
彼らがどんな風にそのゲームを触るのか・・・
とはいえ新作もたっぷり入っていますので、「+(ぷらす)」という名前も入っています。
妻も毎回ゲームを楽しみにしてくれています。
なので、今回の新作もすごく楽しみなようで、元々そんなにリズム感が良い方じゃない彼女にとって、リズム天国でハイレベルが出た時に出るアドレナリンがたまらないようです。
今作に対しても「ああ、クリアするまで眠れなくなる~」と申しておりました。(笑)
さて、そんな新リズム天国「リズム天国 ザ・ベスト+」ですが、今日は、その中に入っている唄ありの楽曲に対して楽曲のライナーノーツを御届けしましょう。
I'm a lady now / Hotzmic
作詞:延原功 作曲:つんく 編曲:大久保薫
各ゾーンのしめに登場するゲーム「リミックス」に投入する音楽の中でも、特に「唄あり」ものって、僕にとっては全作品、「いつシングルになってもいい」というような感覚で一曲一曲を丁寧に作り込んでいます。
そうやって出来た曲をゲームの制作チームに引き継ぎます。
もちろん「リミックス」なんで、そこまでに登場した各ゲームのおいしい所が出てくるのは当然とわかっているんですが、音に対して、「ここでこんな絵(ゲーム)でくるんかい!」って突っ込みたくなるほど、 「裏切られ感」満載で我々音制作チームのもとに戻ってきます。 「こんな感じでいかがですか?」と、思いっきりのドヤ顔付きで。(笑)
この「I'm a lady now」もcoolでオシャレで可愛くセクシーなイメージで作り上げたのに、思いっきり楽しいゲームに仕上がって帰ってきました。
良い意味での裏切られ感たっぷりです。
それでも、ゲーム音楽になること前提なので、この曲に関しては俗にいう「リフ」を多く投入しました。
良く似たリズムのメロディがリフレインされます。
イントロからもそのリフが投入されているので、全体的にリズミカルに仕上がってるんですが、それでもサビからの何かが溢れ流れるようなメロディは雄大な感じがし、イメージが広がっていきます。
そして情熱的でセクシーです。全体的には電子音なイメージがあると思うので、デジタル感が強いですね。
Hotzmic という英語を話す6歳(当時)の女性シンガーが歌っています。
彼女の声はマイクのノリもよく、立ち上がりも早く、伸びもあります。
リズム感に関しても、ねばりっけのあるリズムを持っていて、少々跳ねる事も自然にやりこなします。
そんな彼女の声を贅沢にも今回、この作品では曲調に合わせてデジタル加工する部分も作ってみました。
レコーディング時に自然と漏れた笑い声もそのまま起用しています。
「リズム天国 ザ・ベスト+」に挿入される歌詞のある曲の中で、一番最後に仕上げ納品したのがこの曲です。
英語詩に関しては、昨年10月にニューヨークに訪れた時に出会った延原さんにお願いしました。
「大人が思っている以上に女の子は女性なんだよ」
というような事をテーマに仕上げていただきました。
僕の入院前に作詞家と出会い、 入院中に作詞をお願いしテーマやイメージ、コンセプトを伝えました。
この作品を仕上げるまで俺は絶対に倒れるわけには行かないんだ!そんな気持ちでした。
そして退院後、仕上がってきた歌詞を読み感動。
待ちに待った感激のレコーディング。
納品のぎりぎりまでコーラスを録り直したり、トラックダウンをやり直したり、 ボーカルをエディットしたり手間暇かかりましたが、 いろんな思いの詰まった傑作となりました。
その一粒の大きな涙には / 大橋光
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:板垣祐介
なんていうんだろう。人間の生きていく上でのテーマというか、
「この社会の中で戦いながら、時には傷つくけど、でも、そのまま負けを認めちゃ終わりだよ」みたいなそんな青春ソングなんです。
明るさと哀愁感が共存するメロディ。
それを演出すべく「バックトラック」にも明るさもあるけど、サビなんかは心の葛藤がいっぱい詰まった切なさが強調されています。
ただ、それでも弱々しくならないためにビートは強く。
ドラムの音色も存在感をしっかりさせる為に縦のビートをしっかり刻む。
インパクトある掴みという意味ではイントロのギターリフも強力です。
ぱっと聞いた感じ8ビートっぽく聞こえるかもしれないけど、しっかり16ビートが刻まれています。
この16ビート感を感じながらゲームをやるとかなりゲームもやりやすいです。
このボーカリストはハイトーンも出るし、声の立ち上がりも素直。
そして、独特のビブラートを持っています。ただゲームを攻略するには、唄のメロディに引っ張られず、サウンドそのものが持ったビート感にしっかり合わせるようにしないとゲームが行き過ぎていきますので気をつけてね!
ときめきのストーリー / トキメキスト
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:湯浅公一
※トキメキスト・・・ちーちゃん、平山りの、まいちゃん、ゆりんこ
夕暮れの黄昏感満載の曲です。とにかく切ない。
横浜とか神戸とか、いや、ハワイ?う~ん、シンガポール?もっともっとどこか外国の港!?
とにかく船上パーティなんです。ゴージャスな豪華客船のステージに立つという女の子のドキドキを唄にしました。
絶対に輝きたい!そんな強い気持ちですね。
イントロが少々長く感じるのも演出で、なかなかゲームが始まらないというようなそんな「じらす」感じも乙女心と繋がってるように思います。
メロディそのものは極端に難しいわけではないのですが、女の子の感情を表すという意味では、歌いこなすには実力が必要です。
ゲームの「リミックス」として絵やゲームが存在するので、僕が作詞作曲時に思い描いた「黄昏感」はまったくないんですが、でも、よーくゲームをやりこなしてみてください。この「リミックス」からすごいスケール感を感じるんです。
世界中を大きな船で旅してるようなそんなスケール感。
皆様も音楽を聞きつつ、でも、このスケール感をたっぷり楽しんでほしいなって思います。
ちーちゃん、平山りの、まいちゃん、ゆりんこ と 女性4名で歌っています。
この4人の声が合わさると、また、哀愁感が増しますね。
この曲も8ビートっぽく感じると思いますが、しっかり16ビートを感じていないと歌えません。
ということはしっかり16ビートを感じていないとゲームも達成出来ないかもですよ~。
クラスメイト / ぱじゃまっ娘クラブ
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
※ぱじゃまっ娘クラブ・・・かれん、もえあず、吉田仁美
僕個人的なタイムラインでいうと昨年手術の退院後にこの曲を作曲しました。
リズム天国の唄ものでいうところでは一番最後に書き上げた曲という事になります。
納期押し迫る中、それでも「この俺から溢れ出てくる力ある感動する曲に仕上げたい!」 そんな気持ちがそのまま曲になって仕上がったと思っています。
どこの場面で登場するかはこのゲームのお楽しみ!ってことでかな~り楽しみにしながらゲームを続けていただきたいなと思います。
この曲は3人で歌っています。
実はここで正直言うと、この曲を作った時の仮タイトルが「パジャマッコ」でした。 なので、ぱじゃまっ娘クラブというチーム名にしました!
僕は曲を作る度に毎回なんかしらの仮タイトルをつけます。 それはその曲のイメージの時もあれば、作った瞬間に目に入ったものの名前をちょっともじってみたり。 完全に適当な造語だったり・・・ で、この曲の仮タイトルが「パジャマッコ」。
その曲を歌う子たちだったので、 ちょっと文字を変えてみたりしつつ「ぱじゃまっ娘クラブ」としました。
(ちなみにさっき紹介した「ときめきのストーリー」を歌う「トキメキスト」は 歌詞が出来上がってタイトルが確定した後につけたユニット名であるということはここに記述しておきましょう。)
この曲はゲームの中の映像とサウンドがこれでもか!って位ばっちり融合していて、 心から涙するようなそんな素晴らしい演出と出会えます。
歌ってる3人はこれまたびっくりするほど個性的でバラバラな声。
「この3人が混じり合うのかい!?」って感じがする位なんです。
でも、これが混じり合うといい響きになって分厚さが増すんですよね。 クラシックの演奏なんかでも同じ音色の楽器ばかり集まってユニゾンするより、 違うタイプの楽器で同じメロディをユニゾンした方が断然厚みが出る。 まさにあれと同じ現象です。
ということで、この曲に出会える時を楽しみにゲームを続けてくださいね!
ドキッ!こういうのが恋なの? / あり~さ
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫 (※新アレンジバージョン)
さて、この曲は前作の「リズム天国ゴールド」の中でも評判だったゲームの曲ですが、そのリアレンジバージョンとして今回投入することとなりました。
どの辺りでこの曲が登場するのか、楽しみにしていてほしいですが、このニューバージョンはかなりテンション高いです。
ビートも過去最高の細かさで、縦に押し出すビート感もかなり強いです。
ゲーム自体はきっとそんなに難しくないかもしれません。
曲の中に入り込んでボタンを押せば自ずとクリア出来るからです。
唄を歌う「あり~さ」の声も独特でおっとり聞こえるんですが、でも、立ち上がりは悪くなく、声にも魅力があるのでつい聞き入ってしまいます。
この曲の存在意義みたいな事を歌手本人がすごく理解しているんだと思います。
なぜなら単に「可愛く歌おう」というようなそういう小賢しい演出なしで、しっかりこの曲を理解し歌っているので、力強く、スピード感があってすごく格好いいです。
この曲に出会えるまでこのゲームを楽しんでくださいね!
それ以外に、2曲ほど歌詞はないですが、唄声が乗ったゲームがありますよ!
さ、それはどんなゲームかな? その辺も楽しみながらどんどんクリアしてってくださいね。
みなさんはいつ頃全クリアするんでしょうかね。
私含め、スタッフみんなの血と汗と涙の結集でございます。
本当に良いものが出来たと思っております。
過去のリズム天国シリーズの中でも人気の高かった作品がたくさん入ったので、「ベスト」という名前も加わりました。
さすがにゲームボーイアドバンス版で言いますと、もう9年前・・・
ええ~そんなに経つの~って感じですが、当時まだ生まれてなかった層も既にゲーム愛好者層になってるわけです。
タッチペンで話題になった「リズム天国ゴールド」でさえも7歳になる我が子はもう記憶にない程、彼らにとっては昔のものになってしまうわけです。
そんな彼らにとってはそれらの作品を触るにしてもとても新鮮なわけで今回の「リズム天国 ザ・ベスト+」の中に入ることをとても楽しみにしています。
彼らがどんな風にそのゲームを触るのか・・・
とはいえ新作もたっぷり入っていますので、「+(ぷらす)」という名前も入っています。
妻も毎回ゲームを楽しみにしてくれています。
なので、今回の新作もすごく楽しみなようで、元々そんなにリズム感が良い方じゃない彼女にとって、リズム天国でハイレベルが出た時に出るアドレナリンがたまらないようです。
今作に対しても「ああ、クリアするまで眠れなくなる~」と申しておりました。(笑)
さて、そんな新リズム天国「リズム天国 ザ・ベスト+」ですが、今日は、その中に入っている唄ありの楽曲に対して楽曲のライナーノーツを御届けしましょう。
I'm a lady now / Hotzmic
作詞:延原功 作曲:つんく 編曲:大久保薫
各ゾーンのしめに登場するゲーム「リミックス」に投入する音楽の中でも、特に「唄あり」ものって、僕にとっては全作品、「いつシングルになってもいい」というような感覚で一曲一曲を丁寧に作り込んでいます。
そうやって出来た曲をゲームの制作チームに引き継ぎます。
もちろん「リミックス」なんで、そこまでに登場した各ゲームのおいしい所が出てくるのは当然とわかっているんですが、音に対して、「ここでこんな絵(ゲーム)でくるんかい!」って突っ込みたくなるほど、 「裏切られ感」満載で我々音制作チームのもとに戻ってきます。 「こんな感じでいかがですか?」と、思いっきりのドヤ顔付きで。(笑)
この「I'm a lady now」もcoolでオシャレで可愛くセクシーなイメージで作り上げたのに、思いっきり楽しいゲームに仕上がって帰ってきました。
良い意味での裏切られ感たっぷりです。
それでも、ゲーム音楽になること前提なので、この曲に関しては俗にいう「リフ」を多く投入しました。
良く似たリズムのメロディがリフレインされます。
イントロからもそのリフが投入されているので、全体的にリズミカルに仕上がってるんですが、それでもサビからの何かが溢れ流れるようなメロディは雄大な感じがし、イメージが広がっていきます。
そして情熱的でセクシーです。全体的には電子音なイメージがあると思うので、デジタル感が強いですね。
Hotzmic という英語を話す6歳(当時)の女性シンガーが歌っています。
彼女の声はマイクのノリもよく、立ち上がりも早く、伸びもあります。
リズム感に関しても、ねばりっけのあるリズムを持っていて、少々跳ねる事も自然にやりこなします。
そんな彼女の声を贅沢にも今回、この作品では曲調に合わせてデジタル加工する部分も作ってみました。
レコーディング時に自然と漏れた笑い声もそのまま起用しています。
「リズム天国 ザ・ベスト+」に挿入される歌詞のある曲の中で、一番最後に仕上げ納品したのがこの曲です。
英語詩に関しては、昨年10月にニューヨークに訪れた時に出会った延原さんにお願いしました。
「大人が思っている以上に女の子は女性なんだよ」
というような事をテーマに仕上げていただきました。
僕の入院前に作詞家と出会い、 入院中に作詞をお願いしテーマやイメージ、コンセプトを伝えました。
この作品を仕上げるまで俺は絶対に倒れるわけには行かないんだ!そんな気持ちでした。
そして退院後、仕上がってきた歌詞を読み感動。
待ちに待った感激のレコーディング。
納品のぎりぎりまでコーラスを録り直したり、トラックダウンをやり直したり、 ボーカルをエディットしたり手間暇かかりましたが、 いろんな思いの詰まった傑作となりました。
その一粒の大きな涙には / 大橋光
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:板垣祐介
なんていうんだろう。人間の生きていく上でのテーマというか、
「この社会の中で戦いながら、時には傷つくけど、でも、そのまま負けを認めちゃ終わりだよ」みたいなそんな青春ソングなんです。
明るさと哀愁感が共存するメロディ。
それを演出すべく「バックトラック」にも明るさもあるけど、サビなんかは心の葛藤がいっぱい詰まった切なさが強調されています。
ただ、それでも弱々しくならないためにビートは強く。
ドラムの音色も存在感をしっかりさせる為に縦のビートをしっかり刻む。
インパクトある掴みという意味ではイントロのギターリフも強力です。
ぱっと聞いた感じ8ビートっぽく聞こえるかもしれないけど、しっかり16ビートが刻まれています。
この16ビート感を感じながらゲームをやるとかなりゲームもやりやすいです。
このボーカリストはハイトーンも出るし、声の立ち上がりも素直。
そして、独特のビブラートを持っています。ただゲームを攻略するには、唄のメロディに引っ張られず、サウンドそのものが持ったビート感にしっかり合わせるようにしないとゲームが行き過ぎていきますので気をつけてね!
ときめきのストーリー / トキメキスト
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:湯浅公一
※トキメキスト・・・ちーちゃん、平山りの、まいちゃん、ゆりんこ
夕暮れの黄昏感満載の曲です。とにかく切ない。
横浜とか神戸とか、いや、ハワイ?う~ん、シンガポール?もっともっとどこか外国の港!?
とにかく船上パーティなんです。ゴージャスな豪華客船のステージに立つという女の子のドキドキを唄にしました。
絶対に輝きたい!そんな強い気持ちですね。
イントロが少々長く感じるのも演出で、なかなかゲームが始まらないというようなそんな「じらす」感じも乙女心と繋がってるように思います。
メロディそのものは極端に難しいわけではないのですが、女の子の感情を表すという意味では、歌いこなすには実力が必要です。
ゲームの「リミックス」として絵やゲームが存在するので、僕が作詞作曲時に思い描いた「黄昏感」はまったくないんですが、でも、よーくゲームをやりこなしてみてください。この「リミックス」からすごいスケール感を感じるんです。
世界中を大きな船で旅してるようなそんなスケール感。
皆様も音楽を聞きつつ、でも、このスケール感をたっぷり楽しんでほしいなって思います。
ちーちゃん、平山りの、まいちゃん、ゆりんこ と 女性4名で歌っています。
この4人の声が合わさると、また、哀愁感が増しますね。
この曲も8ビートっぽく感じると思いますが、しっかり16ビートを感じていないと歌えません。
ということはしっかり16ビートを感じていないとゲームも達成出来ないかもですよ~。
クラスメイト / ぱじゃまっ娘クラブ
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
※ぱじゃまっ娘クラブ・・・かれん、もえあず、吉田仁美
僕個人的なタイムラインでいうと昨年手術の退院後にこの曲を作曲しました。
リズム天国の唄ものでいうところでは一番最後に書き上げた曲という事になります。
納期押し迫る中、それでも「この俺から溢れ出てくる力ある感動する曲に仕上げたい!」 そんな気持ちがそのまま曲になって仕上がったと思っています。
どこの場面で登場するかはこのゲームのお楽しみ!ってことでかな~り楽しみにしながらゲームを続けていただきたいなと思います。
この曲は3人で歌っています。
実はここで正直言うと、この曲を作った時の仮タイトルが「パジャマッコ」でした。 なので、ぱじゃまっ娘クラブというチーム名にしました!
僕は曲を作る度に毎回なんかしらの仮タイトルをつけます。 それはその曲のイメージの時もあれば、作った瞬間に目に入ったものの名前をちょっともじってみたり。 完全に適当な造語だったり・・・ で、この曲の仮タイトルが「パジャマッコ」。
その曲を歌う子たちだったので、 ちょっと文字を変えてみたりしつつ「ぱじゃまっ娘クラブ」としました。
(ちなみにさっき紹介した「ときめきのストーリー」を歌う「トキメキスト」は 歌詞が出来上がってタイトルが確定した後につけたユニット名であるということはここに記述しておきましょう。)
この曲はゲームの中の映像とサウンドがこれでもか!って位ばっちり融合していて、 心から涙するようなそんな素晴らしい演出と出会えます。
歌ってる3人はこれまたびっくりするほど個性的でバラバラな声。
「この3人が混じり合うのかい!?」って感じがする位なんです。
でも、これが混じり合うといい響きになって分厚さが増すんですよね。 クラシックの演奏なんかでも同じ音色の楽器ばかり集まってユニゾンするより、 違うタイプの楽器で同じメロディをユニゾンした方が断然厚みが出る。 まさにあれと同じ現象です。
ということで、この曲に出会える時を楽しみにゲームを続けてくださいね!
ドキッ!こういうのが恋なの? / あり~さ
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫 (※新アレンジバージョン)
さて、この曲は前作の「リズム天国ゴールド」の中でも評判だったゲームの曲ですが、そのリアレンジバージョンとして今回投入することとなりました。
どの辺りでこの曲が登場するのか、楽しみにしていてほしいですが、このニューバージョンはかなりテンション高いです。
ビートも過去最高の細かさで、縦に押し出すビート感もかなり強いです。
ゲーム自体はきっとそんなに難しくないかもしれません。
曲の中に入り込んでボタンを押せば自ずとクリア出来るからです。
唄を歌う「あり~さ」の声も独特でおっとり聞こえるんですが、でも、立ち上がりは悪くなく、声にも魅力があるのでつい聞き入ってしまいます。
この曲の存在意義みたいな事を歌手本人がすごく理解しているんだと思います。
なぜなら単に「可愛く歌おう」というようなそういう小賢しい演出なしで、しっかりこの曲を理解し歌っているので、力強く、スピード感があってすごく格好いいです。
この曲に出会えるまでこのゲームを楽しんでくださいね!
それ以外に、2曲ほど歌詞はないですが、唄声が乗ったゲームがありますよ!
さ、それはどんなゲームかな? その辺も楽しみながらどんどんクリアしてってくださいね。
みなさんはいつ頃全クリアするんでしょうかね。