THE ポッシボー（チャオ ベッラ チンクエッティ）

つんく♂コメント

大瀬楓が卒業し、５人になっての第一弾です。

新たなる旅立ちという意味でも、このタイミングでこの楽曲はすごく意味のあることだと
思っています。

Ｆａｍｉｌｙとは訳すと単に家族ですが、
ある程度の人数で集団生活を始めるとその団体はある種ファミリーといえると思っています。

ＴＨＥ ポッシボー自体もファミリーだし、
我々スタッフとも運命共同体という意味ではファミリーです。

もちろん血の通った本当の家族も大切ですね。

今回は、夢に向かって決心をし、新たな旅立ちをするファミリーへ、
両親にささげるメッセージとなっています。
ある種、夢に向かって旅立つ人皆にささげる青春ソングだと思っています。

最初、違う歌詞を書きました。
その歌詞で若手アーティストの中でも実力のある中島卓偉に曲提供を依頼しました。

そして出来上がって来た曲がとてもよく、僕は新たなひらめきが生まれました。
最初にあった歌詞とはまったく違う歌詞を書き上げました。

最初にあった歌詞が勿体ないと言えばそれまでですが、
でも、その歌詞のおかげで新たな楽曲と出会うことが出来たので、
とってもよかったと思っています。

そして、メンバーでのレコーディング。

いつもとは違った表情でみんなレコーディングに臨んでいました。
それくらい歌詞を含めた世界感に何か感銘する部分があったんじゃないでしょうか。

この作品は、ＴＨＥ ポッシボーにとってとっても重要な曲になったと思います。