


中澤裕子

元気のない日の子守唄 / 長良川の晴れ
元気のない日の子守唄
作詞:上田紅葉 作曲:川口真 編曲:高橋諭一
長良川の晴れ
作詞/作曲:つんく 編曲:小西貴雄
■アーティスト:中澤裕子
■発売日:2004-02-11
■コード:EPCE-5264
■レーベル:zetima
つんく♂コメント
中澤にカントリーワルツ的なオシャレな曲があったら、今の彼女の大人な優しさが 出せるのにな~。
ってふと、思った日がありました。
もう、一年以上前からスタッフに 「俺も、これからはいろんな作家さんとも仕事をしながら、また、違った形のスタイルで
サウンドをクリエイトできたらロックよな~」
って話していました。
今回、そんな話を知っていたスタッフが
「この元気がない日の子守唄という曲を聴いて みてください」っとなり、「よしっ!」って、聞いてみたら、
なんともいえない 和みな感じのする曲ではないか!
「ほ~。こういう方向ありやで!」って思って早速、デモテープ作りをはじめました。
出来上がったデモテープに仮歌を入れて見ました。
「わ!なんて気持ちええねん・・・なつかしいのに、新鮮やん!」って思いました。
そのままの気持ちを担当のディレクターに伝えて
、中澤自体も「のびのび 新鮮な心のまま、何度も歌うのでなく、瞬間的な良いTAKEをOKにすることを めざそう!」
をテーマに歌うように伝言しました。
とっても、自然なすばらしい曲に仕上がりました。
そんな中、僕は祖母のふるさとの高知県に帰っていたときのこと、そこにはでっかい 四万十川がありました。
すごく綺麗でかっこよくって感動してしまいました。
そして、その後少ししてから、中澤のシングルはダブルA面というのもあって、
「何かアイデアはないですか?」と聞かれたので、速攻で「川です。」と答えた。
本州にある川の中でも、まだ自然がたくさん残っていて、 環境汚染もされていない美しくでっかい長良川に、
駆け落ち同然で住みついた女の子が
晴れ晴れとした陽気を見て、子供のころ男手一人で育ててくれた父が、
洗濯したり、料理したり、遊んでくれたりした日のことを思い出す、といった そんな曲を歌ってもらおう!って思った。 四国から帰ってくる飛行機の中でそんな曲のことをずっと考えていたからです。
長良川はとっても長い川で関西圏に住んでた彼女にとっても理解しやすい曲になりました。
この曲はさらに、一日に何時間も歌っても意味がないので、なん日かに分けて、
レコーディングに呼び、ディレクターとディスカッションを済ませてから歌うように
指示を出しました。
俺が仮歌を入れて思ったのは、自分で作っておきながら、これってかなりむずいぞ!
って 思いました。
「何回かで、うたえんのかな?!」とも思いました。
でも、数回も歌えばかなり自然な歌となりました。
丁度正月のハロー!でも歌い始めた 後に正式RECを行ったのですが、
ステージという場で応援してくれる何人もの エナジーを胸に一杯感じて帰ってきた後のRECは彼女の心の
すばらしいカンフル剤になったことだと思います。
だから、数回でびっくりするような歌となりました。
30歳台の彼女にとって我ながら「はまったな!」って思っています。
PS,長良川で鮎つりに行きたいと真剣に考える昨今です。では。失礼します。
つんく♂
2004年1月吉日
ってふと、思った日がありました。
もう、一年以上前からスタッフに 「俺も、これからはいろんな作家さんとも仕事をしながら、また、違った形のスタイルで
サウンドをクリエイトできたらロックよな~」
って話していました。
今回、そんな話を知っていたスタッフが
「この元気がない日の子守唄という曲を聴いて みてください」っとなり、「よしっ!」って、聞いてみたら、
なんともいえない 和みな感じのする曲ではないか!
「ほ~。こういう方向ありやで!」って思って早速、デモテープ作りをはじめました。
出来上がったデモテープに仮歌を入れて見ました。
「わ!なんて気持ちええねん・・・なつかしいのに、新鮮やん!」って思いました。
そのままの気持ちを担当のディレクターに伝えて
、中澤自体も「のびのび 新鮮な心のまま、何度も歌うのでなく、瞬間的な良いTAKEをOKにすることを めざそう!」
をテーマに歌うように伝言しました。
とっても、自然なすばらしい曲に仕上がりました。
そんな中、僕は祖母のふるさとの高知県に帰っていたときのこと、そこにはでっかい 四万十川がありました。
すごく綺麗でかっこよくって感動してしまいました。
そして、その後少ししてから、中澤のシングルはダブルA面というのもあって、
「何かアイデアはないですか?」と聞かれたので、速攻で「川です。」と答えた。
本州にある川の中でも、まだ自然がたくさん残っていて、 環境汚染もされていない美しくでっかい長良川に、
駆け落ち同然で住みついた女の子が
晴れ晴れとした陽気を見て、子供のころ男手一人で育ててくれた父が、
洗濯したり、料理したり、遊んでくれたりした日のことを思い出す、といった そんな曲を歌ってもらおう!って思った。 四国から帰ってくる飛行機の中でそんな曲のことをずっと考えていたからです。
長良川はとっても長い川で関西圏に住んでた彼女にとっても理解しやすい曲になりました。
この曲はさらに、一日に何時間も歌っても意味がないので、なん日かに分けて、
レコーディングに呼び、ディレクターとディスカッションを済ませてから歌うように
指示を出しました。
俺が仮歌を入れて思ったのは、自分で作っておきながら、これってかなりむずいぞ!
って 思いました。
「何回かで、うたえんのかな?!」とも思いました。
でも、数回も歌えばかなり自然な歌となりました。
丁度正月のハロー!でも歌い始めた 後に正式RECを行ったのですが、
ステージという場で応援してくれる何人もの エナジーを胸に一杯感じて帰ってきた後のRECは彼女の心の
すばらしいカンフル剤になったことだと思います。
だから、数回でびっくりするような歌となりました。
30歳台の彼女にとって我ながら「はまったな!」って思っています。
PS,長良川で鮎つりに行きたいと真剣に考える昨今です。では。失礼します。
つんく♂
2004年1月吉日