


松浦亜弥

100回のKISS
4th Single
100回のKISS
作詞/作曲:つんく 編曲:小西貴雄
c/w
MERRY X'MAS FOR YOU
作詞/作曲:つんく 編曲:高橋諭一
■アーティスト:松浦亜弥
■発売日:2001-11-28
■コード:EPCE-5128
■レーベル:zetima
つんく♂コメント
ちょうど季節は今頃ですよ。もうちょっと後かな〜。寒い冬に作ったんですよね。この曲をデビュー曲にするかどうしようかっていうのはすごく迷ったんですけど、まあ「季節感」を考えましたよね。[デビューは春]というのが決まっていたから、春だったらね、ちょっと暖かいなって。“この曲は冬にしみる曲やな”って思ったんです。
思い返せば、あの時の松浦は立っているだけで、何にもできへんって感じだった。「精一杯歌ってるだけ」みたいな状況の中、そこをネジ曲げるかのように「ドッキドキ!LOVEメール」から始めてみて、手応えは感じられた。“じゃあ、もっといけるやろう”って思って「トロピカ〜ル恋して〜る」にいって“まだいけるやろう”って思って、三人祭りで「旅」をさせた。もうそこまでしたら、あとは何やっても怖くないと思ったんで「LOVE涙色」にいって、これで彼女の歌唱力が鳴り響き始めたっていうか、ロングセラーになりましたよね。じゃあその次って事で、いよいよ「100回のKISS」の登場となったわけです。「季節感」もピッタリだし。
結局レコーディングは何日間かやったんですけど、最終的に選んだテイクは1回つるっと歌ったままのボーカル・テイクをほとんど使っているんですよ。あんまり小節小節で区切って録ったりとかしてないんです。まあ、プロとして当たり前の歌い方なんですけど。で、グッと聴き入りまして。グッと聴き入りながらレコーディング出来たなっていう。その時に歌詞をあらためて読み返したんです。この詞は一年前にメチャメチャバタバタしながら書いたんですけど“あの頃あの子を見ながら何であんなこと書いたんだろう”って、僕自身でも不思議になっちゃって。松浦はまだ上京してまだ間もなかったんですけどね。「都会に出てきて間もない彼女が歌う詞」としてはそれで成り立っていたんですけど、でもちょうと一年たって歌うからこそこの詞は意味があるなって気は凄くするんですよ。予言したかのように、うまいことこの歌詞みたいな状況や出来事がこの一年起こってきたよなって。だから本人もグッと歌に入り込めたと思うんですけど。
思い返せば、あの時の松浦は立っているだけで、何にもできへんって感じだった。「精一杯歌ってるだけ」みたいな状況の中、そこをネジ曲げるかのように「ドッキドキ!LOVEメール」から始めてみて、手応えは感じられた。“じゃあ、もっといけるやろう”って思って「トロピカ〜ル恋して〜る」にいって“まだいけるやろう”って思って、三人祭りで「旅」をさせた。もうそこまでしたら、あとは何やっても怖くないと思ったんで「LOVE涙色」にいって、これで彼女の歌唱力が鳴り響き始めたっていうか、ロングセラーになりましたよね。じゃあその次って事で、いよいよ「100回のKISS」の登場となったわけです。「季節感」もピッタリだし。
結局レコーディングは何日間かやったんですけど、最終的に選んだテイクは1回つるっと歌ったままのボーカル・テイクをほとんど使っているんですよ。あんまり小節小節で区切って録ったりとかしてないんです。まあ、プロとして当たり前の歌い方なんですけど。で、グッと聴き入りまして。グッと聴き入りながらレコーディング出来たなっていう。その時に歌詞をあらためて読み返したんです。この詞は一年前にメチャメチャバタバタしながら書いたんですけど“あの頃あの子を見ながら何であんなこと書いたんだろう”って、僕自身でも不思議になっちゃって。松浦はまだ上京してまだ間もなかったんですけどね。「都会に出てきて間もない彼女が歌う詞」としてはそれで成り立っていたんですけど、でもちょうと一年たって歌うからこそこの詞は意味があるなって気は凄くするんですよ。予言したかのように、うまいことこの歌詞みたいな状況や出来事がこの一年起こってきたよなって。だから本人もグッと歌に入り込めたと思うんですけど。