CUBERSのラストシングル「スキャンダラスKISS~final act~」の作詞を担当させて頂きました。
2024/01/14
CUBERSのマネージャーより、久しぶりの連絡が来た。
「大変お世話になったCUBERSですが、実は解散することになりました。最後のお願いなんですが、どうかつんく♂さんの作詞で、彼らの最後を飾ってやっていただけないでしょうか。」
と。
とはいえ、のんびり構えた話でなく、スケジュールはかなりタイト。
「わかりました!」
そう返信し、
曲を待ちました。
ノリの良いダンスサウンドが来た。
結構良い。
いや、かなり良い。
ただ、CUBERSにはかなり手強いハイレベルな曲だ。
「もうすこしEazyな曲の方がまとまりませんか」
僕がそういうと、
マネージャーは、「いえ、この曲で有終の美を飾らせたいんです」
そう熱く返事がきました。
「やるんですね。やり切らせるんですね。」
と、念を押し、そして僕も「だったら行くとこまで行くよ」と、
歌詞に関してもEazyには仕上げず、
ハイレベルなリズムのある言葉で綴っていきました。
メロディに対しての、言葉の符割りのやりとりだけでもどれほどエネルギーを使っただろうか。
正直仮歌出来たら10分で解決することを何日もに分けて作り上げて行くわけです。
その分、今回のこの曲は、相当手のかかった可愛い可愛い仕上がりとなりました。
メンバーも丁寧に丁寧に歌ってくれたのが伝わってきます。
何年も続けてきたユニットが幕を閉じるわけです。
どんな話し合いがあったのか、はたまたケンカでもしたのか、諸事情はあえて聞きませんが、とにかく、僕の音楽を奏でてくれた同志として、彼らの未来が素敵であることを祈っております。
歌詞の中身に関しては、一度目を通していただければ、絵が浮かんでくるとは思います。
彼らのここまでの歩み全てが、大舞台であったと仮定して、ファンの皆さんとこれまでを共有してきたことと思います。
そして、この曲と共に最終章に突入。
「待ってました!」と、みんなが期待するクライマックス。
映画タイタニックなら、二人が両手を広げて船の甲板に立つあの名シーンって感じでしょうかね。
ドキドキの名シーンを経て、幕が上り、鳴り止まないスタンディングオベーションが演者たちの次へのステージへと誘なう。
といったイメージでこの曲が完成しました。
どうぞ、この曲と共に彼らを応援いたしましょう。
楽しく参加出来、僕も嬉しく思っております。
ありがとう。
===
CUBERS「スキャンダラスKISS〜final act〜」
作詞:つんく
作曲:宮野弦士
編曲:宮野弦士
発売日:2024年3月6日
品番:TRAK-0228
レーベル:TSUBASA RECORDS
https://cubers.jp/?p=13226
「大変お世話になったCUBERSですが、実は解散することになりました。最後のお願いなんですが、どうかつんく♂さんの作詞で、彼らの最後を飾ってやっていただけないでしょうか。」
と。
とはいえ、のんびり構えた話でなく、スケジュールはかなりタイト。
「わかりました!」
そう返信し、
曲を待ちました。
ノリの良いダンスサウンドが来た。
結構良い。
いや、かなり良い。
ただ、CUBERSにはかなり手強いハイレベルな曲だ。
「もうすこしEazyな曲の方がまとまりませんか」
僕がそういうと、
マネージャーは、「いえ、この曲で有終の美を飾らせたいんです」
そう熱く返事がきました。
「やるんですね。やり切らせるんですね。」
と、念を押し、そして僕も「だったら行くとこまで行くよ」と、
歌詞に関してもEazyには仕上げず、
ハイレベルなリズムのある言葉で綴っていきました。
メロディに対しての、言葉の符割りのやりとりだけでもどれほどエネルギーを使っただろうか。
正直仮歌出来たら10分で解決することを何日もに分けて作り上げて行くわけです。
その分、今回のこの曲は、相当手のかかった可愛い可愛い仕上がりとなりました。
メンバーも丁寧に丁寧に歌ってくれたのが伝わってきます。
何年も続けてきたユニットが幕を閉じるわけです。
どんな話し合いがあったのか、はたまたケンカでもしたのか、諸事情はあえて聞きませんが、とにかく、僕の音楽を奏でてくれた同志として、彼らの未来が素敵であることを祈っております。
歌詞の中身に関しては、一度目を通していただければ、絵が浮かんでくるとは思います。
彼らのここまでの歩み全てが、大舞台であったと仮定して、ファンの皆さんとこれまでを共有してきたことと思います。
そして、この曲と共に最終章に突入。
「待ってました!」と、みんなが期待するクライマックス。
映画タイタニックなら、二人が両手を広げて船の甲板に立つあの名シーンって感じでしょうかね。
ドキドキの名シーンを経て、幕が上り、鳴り止まないスタンディングオベーションが演者たちの次へのステージへと誘なう。
といったイメージでこの曲が完成しました。
どうぞ、この曲と共に彼らを応援いたしましょう。
楽しく参加出来、僕も嬉しく思っております。
ありがとう。
===
CUBERS「スキャンダラスKISS〜final act〜」
作詞:つんく
作曲:宮野弦士
編曲:宮野弦士
発売日:2024年3月6日
品番:TRAK-0228
レーベル:TSUBASA RECORDS
https://cubers.jp/?p=13226