Be lonely together
Be lonely together
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
■アーティスト:アップアップガールス(2)
■発売日:2019-08-13
■コード:TPRC-0233
■レーベル:T-Palette Records
つんく♂コメント
アイドル界隈が混沌としてきている中、このアップアップガールズ(2)の作品を昨年より連続3作というテーマで書き上げてきました。
アイドルといっても昔とは違って今のアイドルは「アイドル」という名の長編の舞台を演じているようなそんな感じがするんです。
なので1作ぺろっと携わる程度ではマラソンでいうところの補給水とかバナナ程度にしかならず、物語の中に入れないので、彼女達の事務所の社長山田氏に「やるなら3作くらいしなきゃ、俺はやらない」って話をしたのが最初でした。
こう話せば、ある程度彼の性格もわかっていたので、ちょっと話題性でって思ってるなら結果断ってくるだろうし、本気ならば進めてくるだろうし、と思っていたのも事実です。
結果3作続けて作って、やり終えて、内心ホッとしてました。
正直、ハロプロエッグだったアップアップガールズ(仮)の事だったらある程度のことはわかってたけど、その妹分となると未知。しかも、見るからに素人毛(素人に毛の生えた感じの略)。
3作での僕の役割は、まず、1作目で改めてREデビューしてもらう。
2作目ではライブやイベントで「お、この子らなんか違うな」って思ってもらえるような、ある種よくあるアイドルらしからぬ曲を歌って。
そして、3曲目で「ああ、やっぱ音楽っていいな。歌ってよかったな」って本人達が将来、我が子達にも自慢出来るようなそんな歌を歌ってもらうこと。
ある種、記念的に3作の幕を降ろす、そんなイメージだったからです。
なのに事務所社長の山田氏が「つんく♂さん、もう一作お願いします」と来たもんだ。
まじ!大丈夫!?
この大丈夫、実は僕自身にも問いかけてるわけです。
幕閉じてるやん。どうすんの!って。
でも、事務所の社長からしたら「つんく♂さん、こんなところで書き逃げはさせませんで!」って話なのかもしれません。
なるほど、そうきますか。
と、実はここ最近で一番悩んだ、そんな一作だったのかもしれません。
ここまでは新人(素人さん的な)のインディーズからの脱皮作的なイメージで仕上げていけば、ファンの皆さんも世間の皆さまもある程度評価してくれるでしょう。
しかし、4作目となると全然違う!
かなりハードルの上がった状態で次の一手となるともう戻れないんです。
僕も彼女達も・・・。
彼女達もあそこまでならある種記念アイドルで「よかったよかった」とええ感じで後は楽しめばよかったのに。
もう後戻り出来ない状態での一作。
力作です。正直。
で、この子達の強みは正直、歌えるメンバーが居るってこと。
作品が強くなります。
今までは「等身大の私」的なテーマでやってきましたが、ここからはプロの作品です。
他の誰かが歌っててもおかしくないような、そんなプロが歌う世界に入っていただきました。
なので、本人達にも心の切り替えをしてもらう意味も込めて主人公は男性です。
有名を目指して上を目指す彼女たちがそこに居るのだとしたら、普通の子が普通に楽しく生きる人生を半分以上捨てて、この世界にどっぷりハマる。
もう後戻りは出来ない。
孤独というエンタメワールドに身を委ねるしかないんです。
その覚悟を恋愛に例えて歌っていただくことにしました。
クリスマスも誕生日も盆暮れ正月、大いにエンタメしちゃってください。
力強い良き作品となったこと、
ここに自負いたします。
がんばって!
ファンの皆様、どうぞ応援のほどよろしくお願い致します。
アイドルといっても昔とは違って今のアイドルは「アイドル」という名の長編の舞台を演じているようなそんな感じがするんです。
なので1作ぺろっと携わる程度ではマラソンでいうところの補給水とかバナナ程度にしかならず、物語の中に入れないので、彼女達の事務所の社長山田氏に「やるなら3作くらいしなきゃ、俺はやらない」って話をしたのが最初でした。
こう話せば、ある程度彼の性格もわかっていたので、ちょっと話題性でって思ってるなら結果断ってくるだろうし、本気ならば進めてくるだろうし、と思っていたのも事実です。
結果3作続けて作って、やり終えて、内心ホッとしてました。
正直、ハロプロエッグだったアップアップガールズ(仮)の事だったらある程度のことはわかってたけど、その妹分となると未知。しかも、見るからに素人毛(素人に毛の生えた感じの略)。
3作での僕の役割は、まず、1作目で改めてREデビューしてもらう。
2作目ではライブやイベントで「お、この子らなんか違うな」って思ってもらえるような、ある種よくあるアイドルらしからぬ曲を歌って。
そして、3曲目で「ああ、やっぱ音楽っていいな。歌ってよかったな」って本人達が将来、我が子達にも自慢出来るようなそんな歌を歌ってもらうこと。
ある種、記念的に3作の幕を降ろす、そんなイメージだったからです。
なのに事務所社長の山田氏が「つんく♂さん、もう一作お願いします」と来たもんだ。
まじ!大丈夫!?
この大丈夫、実は僕自身にも問いかけてるわけです。
幕閉じてるやん。どうすんの!って。
でも、事務所の社長からしたら「つんく♂さん、こんなところで書き逃げはさせませんで!」って話なのかもしれません。
なるほど、そうきますか。
と、実はここ最近で一番悩んだ、そんな一作だったのかもしれません。
ここまでは新人(素人さん的な)のインディーズからの脱皮作的なイメージで仕上げていけば、ファンの皆さんも世間の皆さまもある程度評価してくれるでしょう。
しかし、4作目となると全然違う!
かなりハードルの上がった状態で次の一手となるともう戻れないんです。
僕も彼女達も・・・。
彼女達もあそこまでならある種記念アイドルで「よかったよかった」とええ感じで後は楽しめばよかったのに。
もう後戻り出来ない状態での一作。
力作です。正直。
で、この子達の強みは正直、歌えるメンバーが居るってこと。
作品が強くなります。
今までは「等身大の私」的なテーマでやってきましたが、ここからはプロの作品です。
他の誰かが歌っててもおかしくないような、そんなプロが歌う世界に入っていただきました。
なので、本人達にも心の切り替えをしてもらう意味も込めて主人公は男性です。
有名を目指して上を目指す彼女たちがそこに居るのだとしたら、普通の子が普通に楽しく生きる人生を半分以上捨てて、この世界にどっぷりハマる。
もう後戻りは出来ない。
孤独というエンタメワールドに身を委ねるしかないんです。
その覚悟を恋愛に例えて歌っていただくことにしました。
クリスマスも誕生日も盆暮れ正月、大いにエンタメしちゃってください。
力強い良き作品となったこと、
ここに自負いたします。
がんばって!
ファンの皆様、どうぞ応援のほどよろしくお願い致します。