

Lonely...But not Alone / YesかNoか私か
Lonely...But not Alone
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
YesかNoか私か
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
c/w
光の彼方に
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:神谷礼
■アーティスト:モーニング娘。
■発売日:2026/09/30
■コード:EPCE-8115
■レーベル:zetima
つんく♂コメント
「書かなきゃ、書くぞ!」って毎日思いながら
書きたい内容が濃過ぎて、1時間やそこらじゃ書けない。
「もっと時間作って〜」、「これはゆっくり集中して書く!」
って思ってる間に今日です。
それでも書き始めて6時間くらいかかってる。
もう集中するには飛行機の中だ!ってことで、
ホノルルから成田に来る間のほとんど、
パソコンと睨めっこしつつ(食事とかはしたけど)、
それでも書き上がらないという・・・。
でも、書きました!
ただ、お許しいただきたいのは、
音楽やダンス、MVのことまでも書きたいけど、
もう時間が足りない!!!って部分。
今回はまず「歌詞(メッセージ)の紐解き」を中心に書き上げたので、
つまりは、これらの曲の意味をメンバーやファンの皆様に
知っていただきたいという僕のエゴなセルフライナーノーツに
させていただきます。
「それで良いですか〜!?(エコ〜〜〜〜)」
また折りを見て、曲やアレンジへのこだわりや、
ダンス(振り付け)の全体的なイメージ。MVのことなど、
書けたら良いな〜とは思ってます。
ではさっそく!(世間に公開された時系列に書いていきますね)
「Lonely...But not Alone」
牧野が在籍するモーニング娘。としてのラストシングルになった。
小田、野中、牧野が居るとグループがどっしりしますね。
ダンスも力強いし、声も分厚くなります。
「モーニング娘。」というブランドがあり、
しかも、世のアイドルの皆さん方より「レガシー」「レジェンド」
と呼んでいただいたり。
それには彼女たちのようなこういう10年選手は本当に心強いです。
世間の皆様に「つんく♂は16ビート16ビートってうるさいんだろ!?」
ってよく言ってもらってます。
とはいえ、何をもって16ビートって区分してるかって
きちんと理解するのはなかなか難しい部分だとは思います。
しかし、わかりやすい意味で、
この曲は「16ビート」って区分していただくに相応しい曲だと思っています。
ざっくりとした感覚でですが、
僕は、シャ乱Qの時代から「ファンキーな曲」「ソウルフルな曲」を非常に好んでおり、
「16ビート」をキーワードに、これまで何度も作曲のヒントにしてきました。
代表作は「ズルい女」や「ラーメン大好き小池さんの唄」になるとは思いますが、
こういうのがアマチュア時代から大好きでした。
今回は僕があの頃を思い出しながら、
「今、モーニング娘。にしか出来ない表現を曲にしよう」と
ギターを奏でながら作曲しました。
出来上がったこの曲を聴いて、みなさんどうですか?
(え?もちろんメンバーも)
「リズムを絶えず感じながら(数えながら)、拍も数える。」
これをしてないと、
この曲をどうやって踊ったらいいのか、わからなくなります。
作曲中、曲を作っててメロディーがどんどん出来上がっていくんです。
「うん、いい。 かっこいい。 でも、ちょっと何かが足りない」
どうしてもなんだか平凡に感じる。さらなる刺激を求めてしまいました。
サビはわかりやすく歌いやすくありたい。
でも、もっと突き刺さるような刺激がほしい。
正直、この部分、こだわって時間かけて作りました。
そういう意味でAメロの後半に
8拍進行じゃない部分をいくつか設けました。
これによって刺激的な曲に成長していきました。
僕が演奏者なら、「ええ〜やめてくれよ。面倒だな〜」
って思うような変拍子です。
でも、メンバーは不思議にも思わず、当たり前のように踊ってくれてるように思います。
まあ、他の一般的なアイドルたちが、
どういう姿勢で「曲」「曲」にチャレンジしてるかはわかりません。
ただ、「モーニング娘。」には毎回毎回曲に課題があって、
「つんく♂イズム」の中で、「作品」を僕と一緒に形にしようとする心意気、
それがあるから完成するわけです。
彼女たちは、作品を演じるアーティストなんです。
さて、そんな大きなテーマの中、「Lonely...But not Alone」自体はどうかを 紐解いてみます。
「明日は素晴らしい」
これは「今日」よりもさらに「明日」への期待です。
今日が良い日ならば、それよりももっと良い日の「明日」。
今日はイマイチならば、明日は絶対良い日にするの「明日」。
これが大事なメッセージ。
今のモーニング娘。メンバーたち、そしてファンの皆様も
この気持ちで毎日を生きてほしいです。
さてAメロから細かく紐解きます。
ただし、紐解いたからと言って、
聴き手はみんなそれを踏まえなきゃいけないか、納得しなきゃいけないのかと 問われると。
いえ、そんなことはありません。
あなたの解釈が正解です。
さらに、世にリリース公開されてから少し時間も経つので、今の自分の 解釈のままでいたいんだ!って方もいるでしょう。
なので、ここからの解説は、くどくど難しいので、読まない方が、 心が楽な方も多いかもしれません(笑)。
では、行きます。
人間というべきか、日本人というべきか、日本に住む人と考えるか、
今、日本に居る人と考えるか、世界中どこに居てもなのか。。。
設定は聴き手の自由です。
まず、自分の立ち位置を決めてください。
この主人公は世の中のあれこれに対して
「理解したい」と思う。
2行目の「無難でいい」は
「理解したいけど、深掘りせず無難な感じで
理解してるっぽさが出たらいいから」
という意味なのか。
時には「理解したいし」時には「無難でいいのか」
どっちにも取れるように書いてあります。
このように、この曲は、こうやって、いろんな角度から 歌詞を紐解いていってほしい。
平和を願うが自分は楽ちんでいたい。
なのか、
平和とはいえない今の世の中で、すこしでも楽しいことを見つけたい。
なのか。
ここまでの歌詞全体を振り返って「見ない」「見えない」
「詳しくは知らなくっていいです」
なのか、自分の今の状況(生活、病気、仕事等)に対して、
「詳しく知ると辛くなるから知らなくてよい」なのか。
ゴミ問題もいろいろあります。社会のゴミ問題なのか、
今住んでる部屋の中?いや、カバンの中?
誰かがやるのか。自分がいつかやるのか。
胸が苦しくなってきますよね。こうやって頭使って歌詞読んでると。
なので、ここでホッとしたい。
山の中や、新幹線の中、なかなか繋がらい時もありますよね。
そう、電波。イライラします。
でも、これは人の縁の話かもしれませんよ。
あの人となんとか繋がりたい。
あの偉い方と繋がって仕事に繋げたい。
仲良かった友人と疎遠になったままでなんとかもう一度縁を持ちたい。
などなど、いろんなことが考えられます。
便利な道具も無かったら無いでなんとかなってきたし、
疎遠な誰かとも、今すぐ繋がらなくとも普段は忘れてて、
毎日普通に過ごしてもいる。
こうやって頭の中でモヤモヤしてると、
5時のチャイムが聞こえてきました。
なんだか胸がギューっとなる時あるもんね。
実はこの曲を書いてる時、夕方でした(笑)。
このまま孤独を感じるが、でも自分はひとりぼっちじゃ無いことは
わかってる。
ちょっとセンチな時間を過ごしたら、また未来に向かって
歩んでいきます!と、そういう曲です。
え?2番も!?本当に聞く?
では、このまま2番を紐解きます。
今や時短の時代と言われていますが、
そもそもは洗濯機や掃除機、炊飯器もそうですが、
それだけで随分の時短でしたよね。
昨今では「映画」ですらAIに飲み込ませて、
「だからどういう映画?!」って聞いて、内容を解釈して、
観た気になるとか、そんなところまで時短が来てしまいました。
時間は短く結果を知りたいが、騙されたくはない。
そりゃ誰でもそうだ。
楽して稼ぎたいのけど、悪銭貯まらずってことで、
闇なバイトには気をつけてほしいものです。
本来持ってる問題点。社会の問題点。
少数意見。などなど、いろいろ問題はあるが、
「見ない見えない」
結果、都合よくは世の中進まない。
なのか、「あなたの思ってるように問題先送りにしても
都合よくはいかないよ」てことなのか。
ここからはみなさんもよく考えてください。
「人が減ってきた」さあ、何の?誰の?どこの?
「今は何時?」どこが?日本?どこ?時代は?
「誰か来るかな?」どこに?どの団体に?どの家に?
「もう帰ろうかな」どっからどこに帰るの?家?郷?国?ライブ会場?
上の4つはぜひXで#つんく宿題
としてみなさんが感じる答えを書いてほしいです。
さて、ここまでやってきましたが、進みます。
政治家、ご近所さん、家族の中、クラスの中、部活や仕事場の中、
どんな場面でも語って口説くのが上手な人っていますよね。
なんだか、巻き込まれてNOが言えなくなっていってしまう。
なんだか悔しくなる時あります。
ただ、時折、ペちゃくちゃ語らないが、
ボソっと一言で決めちゃう映画の主役みたいな人もいるし。
ルッキズム云々の世の中ですが、
しかし、可愛い美人イケメンってわけで、世を圧巻しちゃう人がいるのも事実です。
頭をたくさん使ったので、ゆっくりお風呂に入ってください。
ちょうど作曲時、日本で作曲してて、夕方にチャイムを聞いたあと、
ゆっくりお風呂に入りました。
日本はなぜかお風呂でのんびり出来るんですよね〜。不思議。
とまあ、思ったより小難しい曲で申し訳ないですが、 モーニング娘。の役目だと思ってこういう曲も今後も
用意していきます。
しかし、
小難しい紐解きなんぞ、全部忘れて、
サビは素直に大いに盛り上がっていただきたい!
みんな〜「一人ぼっちじゃないぜ!明日は明るい!」
これだけがメッセージの90%。
それよりなによりライブで思いっきり16ビート感じまくってノリまくってください!
「YesかNoか私か」
「モーニング娘。か、そうじゃ無いか。」
曲を書く時にイメージしてたキーワードです。
世の中、こんなに女子アイドルだけでも飽和してて、
それにプラスで声優アイドルやAIアイドルなど、もうカオスもカオス
「アイドルミラクルカオス時代」に突入です。
ちょっと前まではモーニング娘。のことを「レガシー」とか「レジェンド」
と、きっと褒めていただけてるという意味でのすごい称号もいただいておりました。
そのことも「Lonely...But not Alone」の解説でも触れました。
が、ここにきて10年選手の卒業ラッシュで、4人も新人を迎え、
基本、新人グループのような力量になっていると思われます。
それでも僕からしたら「可愛い可愛いモーニング娘。」
なんとか現メンバーにすばらしいアーティストになってもらいたい。
かっこいい、かわいい、素敵、憧れ・・などなど、
いろんな意味で愛されて欲しいわけです。
なので、「モーニング娘。か、それ以外か。」
って言葉が頭の中に浮かんでました。
そんな中、新人が増えてくし、
小難しさは「Lonely...But not Alone」に任せて、
この曲はPOP に弾けてもらいたい、そんな曲にしました。
テーマは「片思い」
設定は「どっかの学園」
同級生か、1学年上か。
あれ?もしかしたら1学年年下?
な、設定を頭に描いて曲を聴いていただけると、
爽やかな風が吹く、そんな設定になっております。
体育館でも、グランドでも、教室でもいいです。
スタートしましょう。
ミディアムなリズムで曲が始まりますが、
リズムはずっと鳴り止みません。
ここでしっかりリズムを取って歌わないと、
聴きたくなくなりますからね。
歌にもダンスにもリズムを出していきます。
爽やかな秋風に乗せて、
片思いの彼を見つめてください。
時には名前を00ちゃんって呼んでくれる。
いや、呼び捨てされる時もある。
下の名前?苗字?
いつもと違う呼び方をしてくるなんて、
なんかね〜、気になるよね。
弁当食べる時は美味しそうにバクバク食べてるんでしょう。
かっこいいよね。
と、ここまでは主人公が一方的に彼を眺めている
シーンでした。
急にリズムがアップになって、
舞台でいうところの場転換ですね。
景色も変わって、主人公のいる世界が動き出します。
おそらく彼と出会ったのはある程度、昔の話。
小学生も一緒だったのか、
中学1年生くらいから一緒だったのか。
この2人、意識する前の出会いがあったんだと思います。
でも、最近急に気になって仕方がない。
髪型、服装、言動、匂い・・・ああ、気になる。
独り占めしたいけど、みんなのヒーローでもあってほしいという
なんともエゴな発想。
自分で、私どっち!?ってなるほどヘンテコな恋にハマってる主人公。
どうする!?付き合う?
どうなの?好き?
私?それ以外?
喉の底まで出かかってるけど、言えない・・・。
そんな学園生活です。
彼には妹が居るようです。
学校ん中でも、兄妹で話してる時もあるのかな?
妹と仲良くなるとなんか利点あるかな?とかまで考えちゃう・・・。
めっちゃ勇気を持って、「昨日の雨すごかったね、なんか怖かった〜」
みたいに話しかけたのに「すごかったな。」だけで終わっちゃう切なさ。
きっと彼も彼で照れてるのか。単に面倒なのか、眼中にないのか、
悩むところ。
食べ物、趣味、好きな漫画、アイドル、映画、
ブランド、なんでもかんでも知りたくって仕方がない。
頭の中がめちゃトラフィック。
もう、そろそろどっちか答えて。
てか、もうそっちからなんか言うべきじゃないの?
って思いつつもやっぱ、
まあ、まだいいや。眺めとこ。「恋の大冒険。珍道中は続行中〜」
みたいな青春物語でございました。めでたし
あ、そうだ。ところで「モーニング娘。か、そうじゃ無いか。」どっち?
「光の彼方に」
さて、ありがたいことに24時間テレビで「つんく♂と妻、加奈子」を
題材にこの半生をドラマ化してくれるというような話がきました。
それがちょうどこの曲の歌詞を仕上げようとしている頃でした。
曲の構成やアレンジはある程度かたまり、
歌詞を書いては「違うか〜」書いては「もうちょっと変更」
なんてやってる時期に「ドラマを作りたい」と依頼がきたわけです。
ドラマのエピソードにも答えましたが、
最初は「作品」作りしてる僕の「作品」が歪む気がしてお断りするつもりでした。
今後の作品に「事情」がさらに乗っかるとなんだかややこしいような気がして。
聴く方もストレートに聴けないとかあるのかな〜ってね。
でも、なんだかんだあって妻も「ドラマ化お願いしましょ」ってなって、
で、「つんく♂さんは最近の作品はどんなのがあるんですか?」
ってインタビューの会話に出たので、
「今、ちょうど「元気でいてくれ」「幸せになってくれ」
とモーニング娘。や我が子らへの愛の手紙を書き終えたところです。」
って、この作品の歌詞を見てもらいました。
そんなエピソードを頭の片隅においててください。
で、実際の曲作りの方に戻ります。当時、マネージメントの方から、
「来年(2026年)、モーニング娘。に新人が加わる予定」というような話まで聞いてたけど、
何名か、どんな子か、その辺わからないまま、メロディーを書いてました。
卒業と加入で大きくなってきたモーニング娘。ですが、
やっぱ卒業してくと寂しいのは事実。
しかも、卒業するころって、
「もうちょっとで何かを掴みそうな直前」な時も多くて、
歯がゆい気持ちの時もあります。
でも、愛おしいモーニング娘。たちにまた新しい光を注ぎ込みたい。
いや、彼女たちから新しい光を放ってほしい。
そんな思いがありながら、
これまでたくさん作品を作ってきたけども、心改めて、これまでの卒業してった
モーニング娘。たち、そして現モーニング娘。に、未来のモーニング娘。たちに、
心よりのリスペクトと共に感謝と愛情を伝えたいと思い、
この曲を書き進めました。
思えば、何をどう思って自分にどんな自信があったか知らないけど、
「バンドで成功する!日本一になる!」って思ってた20歳ごろ。
あれから40年近く、音楽に携わって生きてるってことに
ふとした感謝、感激が心に湧いた瞬間が昨年秋ごろありました。
モーニング娘。の曲を書く時って、精神的には、柔道家なら道着を着て、
神聖なる道場で、帯をギュっとしめて畳の上に立って「礼」をするところから始めるような、
そんな気持ちで曲作りに向きあうところから始まります。(あ、他の楽曲の時、サボってるとかそんな意味じゃないですからね〜)
卒業してくメンバーなら尚更、すでに卒業したメンバーも、
モーニング娘。への愛情ってのがあるだろうし、
現役メンバーやこれから先のモーニング娘。には、
いつもエールを送ってるとそう思います。
そんな彼女たちの気持ちの代弁でもあり、いや、それは僕のエゴなのであれば、
僕からの全てのモーニング娘。たちへの心からのお手紙。
そう思ってこの曲を聴いてほしい。
先輩後輩関係もあるし、姉妹以上に仲良い時期もあれば、
喧嘩する時期もあるだろうし、空気みたいになってて何にも触れない時期もあるでしょう。
まあ、また会える。いつでも会える。いやでも会わなきゃいけない。
だから会う。
そんな関係なんじゃないかな。モーニング娘。って。
まるで家族。
僕からすると、中で少々イザ、コザしてても、全部が愛おしい。
勝手に愛してて申し訳ないけど、我が子に対してもそんな感覚です。
「パパなんて大っ嫌い!」ってバタンって扉閉められようが、
やっぱ愛おしいもんね。
先輩やOGから見た後輩たちも当時のイザ、コザも数年経てば
やっぱ愛おしい記憶になるんじゃないか、って僕は思ってます。
当人の悩みって深みにハマると「はぁ。なんで生まれてきちゃったんだろ」
「なんで、私だけこんな辛いの?」「ああ我慢」「ああ孤独」「なんかムカつく」・・
「なんで!?なんで!?なんで!?」と頭の中が哲学者のようになる。
いろんな思いを紐解けば紐解くほど、どんどんわからなくなる。
モーニング娘。に加入した年齢が若ければ若いほどそうだけど、
先輩に会うのもステージにたつのも写真を撮るのも新鮮で、
常にきゃっきゃきゃっきゃ心がはしゃいでたはず。
まるで3歳4歳の子供が誕生ケーキのキャンドルを前に目をらんらんと
させてるようなあんな感じ。
「モーニング娘。らしくいなきゃ」この暗示(or呪文)のような言葉に
いつしか心に鍵がかかって苦しくなるんじゃないかな。
僕はメンバーたちは何歳になっても、
最初の頃のようなあんな「らんらん」な感じのまっすぐな気持ちで、
世間にぶつかってって良いじゃないかなって、そう思っています。
そう「おまえが未来」
これが僕の全てです。
この先の日本もモーニング娘。も全ての未来は、あなたたちの手の中にある。
いろんな経験も心のざわめきも承認欲求も
自己肯定も否定も、全部は「あなた(たち)の未来」に繋がっている。
そして、それらは僕らにとっては「希望」なのです。
ただ、難しいことは何も要らない。
僕らが願うのは「元気で居てくれ」、ただそれだけです。
心であれ、体であれ、「元気」で居てくれたら
いつかの「幸せ」につながる。
いや、「元気」であれば、それこそが「幸せ」である。
他に何が要る!?ってね。
こうやって、悟ったかのように彼女たちのことや世間のこと、
我が子のことを語るのは簡単だけど、
「本当は何にもわかっちゃいないんじゃないか」って反省することも多いです。
だって、僕が高校生、大学生の時、親にも世間の大人たちにも
期待も希望も抱かなかったもんね。
「うるさいわ。わかったようなこというな!」って。
小うるさいオヤジだってわかってても、
「嫌われてもいいわ!」くらいの気持ちで、あれこれ伝えてしまう。
だけどね、こんな不器用な愛もあると笑って許してください。
だってね、どんな偉い人も、すっごい力持ちも、長く生きて100年。
だから、それでいいんだよ。今、思うことをやった方がいい、
だって、たったこれっぽちの人生やん!?ってね。
結局、この曲で言いたいことをまとめます。
諦めるな。
誠実に謙虚で行け。
素直で真剣に生きろ。
元気でいろ。
あれ?令和の「関白宣言」みたいになってきた。
そんな曲だったっけ?(笑)
でも良い、俺は伝える。
このメッセージ(お手紙)がどうぞいい意味で伝わりますように!
皆の「幸せ」を願います。
と、この曲が出来上がってく中、24時間テレビのドラマの台本や
キャストが固まっていきました。
脚本家の岡田恵和さん率いる日テレのプロデューサーさんとも、
その間、当時の解釈はこれであってますか?
セリフの言い回しや時系列に間違いはないですか?など細かいやりとりもあって、
脚本が仕上がり、撮影が始まりました。
楽曲のレコーディング、トラックダウンも同じころ、仕上がりました。
ドラマ化の話をいただいた最初のミーティングの時に見せたこの歌詞カードも、
このドラマと繋がってること、見逃さないように、
皆様、どうぞドラマも楽しんでくださいませ!
https://up-front-works.jp/release/7675/
書きたい内容が濃過ぎて、1時間やそこらじゃ書けない。
「もっと時間作って〜」、「これはゆっくり集中して書く!」
って思ってる間に今日です。
それでも書き始めて6時間くらいかかってる。
もう集中するには飛行機の中だ!ってことで、
ホノルルから成田に来る間のほとんど、
パソコンと睨めっこしつつ(食事とかはしたけど)、
それでも書き上がらないという・・・。
でも、書きました!
ただ、お許しいただきたいのは、
音楽やダンス、MVのことまでも書きたいけど、
もう時間が足りない!!!って部分。
今回はまず「歌詞(メッセージ)の紐解き」を中心に書き上げたので、
つまりは、これらの曲の意味をメンバーやファンの皆様に
知っていただきたいという僕のエゴなセルフライナーノーツに
させていただきます。
「それで良いですか〜!?(エコ〜〜〜〜)」
また折りを見て、曲やアレンジへのこだわりや、
ダンス(振り付け)の全体的なイメージ。MVのことなど、
書けたら良いな〜とは思ってます。
ではさっそく!(世間に公開された時系列に書いていきますね)
「Lonely...But not Alone」
牧野が在籍するモーニング娘。としてのラストシングルになった。
小田、野中、牧野が居るとグループがどっしりしますね。
ダンスも力強いし、声も分厚くなります。
「モーニング娘。」というブランドがあり、
しかも、世のアイドルの皆さん方より「レガシー」「レジェンド」
と呼んでいただいたり。
それには彼女たちのようなこういう10年選手は本当に心強いです。
世間の皆様に「つんく♂は16ビート16ビートってうるさいんだろ!?」
ってよく言ってもらってます。
とはいえ、何をもって16ビートって区分してるかって
きちんと理解するのはなかなか難しい部分だとは思います。
しかし、わかりやすい意味で、
この曲は「16ビート」って区分していただくに相応しい曲だと思っています。
ざっくりとした感覚でですが、
僕は、シャ乱Qの時代から「ファンキーな曲」「ソウルフルな曲」を非常に好んでおり、
「16ビート」をキーワードに、これまで何度も作曲のヒントにしてきました。
代表作は「ズルい女」や「ラーメン大好き小池さんの唄」になるとは思いますが、
こういうのがアマチュア時代から大好きでした。
今回は僕があの頃を思い出しながら、
「今、モーニング娘。にしか出来ない表現を曲にしよう」と
ギターを奏でながら作曲しました。
出来上がったこの曲を聴いて、みなさんどうですか?
(え?もちろんメンバーも)
「リズムを絶えず感じながら(数えながら)、拍も数える。」
これをしてないと、
この曲をどうやって踊ったらいいのか、わからなくなります。
作曲中、曲を作っててメロディーがどんどん出来上がっていくんです。
「うん、いい。 かっこいい。 でも、ちょっと何かが足りない」
どうしてもなんだか平凡に感じる。さらなる刺激を求めてしまいました。
サビはわかりやすく歌いやすくありたい。
でも、もっと突き刺さるような刺激がほしい。
正直、この部分、こだわって時間かけて作りました。
そういう意味でAメロの後半に
8拍進行じゃない部分をいくつか設けました。
これによって刺激的な曲に成長していきました。
僕が演奏者なら、「ええ〜やめてくれよ。面倒だな〜」
って思うような変拍子です。
でも、メンバーは不思議にも思わず、当たり前のように踊ってくれてるように思います。
まあ、他の一般的なアイドルたちが、
どういう姿勢で「曲」「曲」にチャレンジしてるかはわかりません。
ただ、「モーニング娘。」には毎回毎回曲に課題があって、
「つんく♂イズム」の中で、「作品」を僕と一緒に形にしようとする心意気、
それがあるから完成するわけです。
彼女たちは、作品を演じるアーティストなんです。
さて、そんな大きなテーマの中、「Lonely...But not Alone」自体はどうかを 紐解いてみます。
「明日は素晴らしい」
これは「今日」よりもさらに「明日」への期待です。
今日が良い日ならば、それよりももっと良い日の「明日」。
今日はイマイチならば、明日は絶対良い日にするの「明日」。
これが大事なメッセージ。
今のモーニング娘。メンバーたち、そしてファンの皆様も
この気持ちで毎日を生きてほしいです。
さてAメロから細かく紐解きます。
ただし、紐解いたからと言って、
聴き手はみんなそれを踏まえなきゃいけないか、納得しなきゃいけないのかと 問われると。
いえ、そんなことはありません。
あなたの解釈が正解です。
さらに、世にリリース公開されてから少し時間も経つので、今の自分の 解釈のままでいたいんだ!って方もいるでしょう。
なので、ここからの解説は、くどくど難しいので、読まない方が、 心が楽な方も多いかもしれません(笑)。
では、行きます。
人間というべきか、日本人というべきか、日本に住む人と考えるか、
今、日本に居る人と考えるか、世界中どこに居てもなのか。。。
設定は聴き手の自由です。
まず、自分の立ち位置を決めてください。
この主人公は世の中のあれこれに対して
「理解したい」と思う。
2行目の「無難でいい」は
「理解したいけど、深掘りせず無難な感じで
理解してるっぽさが出たらいいから」
という意味なのか。
時には「理解したいし」時には「無難でいいのか」
どっちにも取れるように書いてあります。
このように、この曲は、こうやって、いろんな角度から 歌詞を紐解いていってほしい。
平和を願うが自分は楽ちんでいたい。
なのか、
平和とはいえない今の世の中で、すこしでも楽しいことを見つけたい。
なのか。
ここまでの歌詞全体を振り返って「見ない」「見えない」
「詳しくは知らなくっていいです」
なのか、自分の今の状況(生活、病気、仕事等)に対して、
「詳しく知ると辛くなるから知らなくてよい」なのか。
ゴミ問題もいろいろあります。社会のゴミ問題なのか、
今住んでる部屋の中?いや、カバンの中?
誰かがやるのか。自分がいつかやるのか。
胸が苦しくなってきますよね。こうやって頭使って歌詞読んでると。
なので、ここでホッとしたい。
山の中や、新幹線の中、なかなか繋がらい時もありますよね。
そう、電波。イライラします。
でも、これは人の縁の話かもしれませんよ。
あの人となんとか繋がりたい。
あの偉い方と繋がって仕事に繋げたい。
仲良かった友人と疎遠になったままでなんとかもう一度縁を持ちたい。
などなど、いろんなことが考えられます。
便利な道具も無かったら無いでなんとかなってきたし、
疎遠な誰かとも、今すぐ繋がらなくとも普段は忘れてて、
毎日普通に過ごしてもいる。
こうやって頭の中でモヤモヤしてると、
5時のチャイムが聞こえてきました。
なんだか胸がギューっとなる時あるもんね。
実はこの曲を書いてる時、夕方でした(笑)。
このまま孤独を感じるが、でも自分はひとりぼっちじゃ無いことは
わかってる。
ちょっとセンチな時間を過ごしたら、また未来に向かって
歩んでいきます!と、そういう曲です。
え?2番も!?本当に聞く?
では、このまま2番を紐解きます。
今や時短の時代と言われていますが、
そもそもは洗濯機や掃除機、炊飯器もそうですが、
それだけで随分の時短でしたよね。
昨今では「映画」ですらAIに飲み込ませて、
「だからどういう映画?!」って聞いて、内容を解釈して、
観た気になるとか、そんなところまで時短が来てしまいました。
時間は短く結果を知りたいが、騙されたくはない。
そりゃ誰でもそうだ。
楽して稼ぎたいのけど、悪銭貯まらずってことで、
闇なバイトには気をつけてほしいものです。
本来持ってる問題点。社会の問題点。
少数意見。などなど、いろいろ問題はあるが、
「見ない見えない」
結果、都合よくは世の中進まない。
なのか、「あなたの思ってるように問題先送りにしても
都合よくはいかないよ」てことなのか。
ここからはみなさんもよく考えてください。
「人が減ってきた」さあ、何の?誰の?どこの?
「今は何時?」どこが?日本?どこ?時代は?
「誰か来るかな?」どこに?どの団体に?どの家に?
「もう帰ろうかな」どっからどこに帰るの?家?郷?国?ライブ会場?
上の4つはぜひXで#つんく宿題
としてみなさんが感じる答えを書いてほしいです。
さて、ここまでやってきましたが、進みます。
政治家、ご近所さん、家族の中、クラスの中、部活や仕事場の中、
どんな場面でも語って口説くのが上手な人っていますよね。
なんだか、巻き込まれてNOが言えなくなっていってしまう。
なんだか悔しくなる時あります。
ただ、時折、ペちゃくちゃ語らないが、
ボソっと一言で決めちゃう映画の主役みたいな人もいるし。
ルッキズム云々の世の中ですが、
しかし、可愛い美人イケメンってわけで、世を圧巻しちゃう人がいるのも事実です。
頭をたくさん使ったので、ゆっくりお風呂に入ってください。
ちょうど作曲時、日本で作曲してて、夕方にチャイムを聞いたあと、
ゆっくりお風呂に入りました。
日本はなぜかお風呂でのんびり出来るんですよね〜。不思議。
とまあ、思ったより小難しい曲で申し訳ないですが、 モーニング娘。の役目だと思ってこういう曲も今後も
用意していきます。
しかし、
小難しい紐解きなんぞ、全部忘れて、
サビは素直に大いに盛り上がっていただきたい!
みんな〜「一人ぼっちじゃないぜ!明日は明るい!」
これだけがメッセージの90%。
それよりなによりライブで思いっきり16ビート感じまくってノリまくってください!
「YesかNoか私か」
「モーニング娘。か、そうじゃ無いか。」
曲を書く時にイメージしてたキーワードです。
世の中、こんなに女子アイドルだけでも飽和してて、
それにプラスで声優アイドルやAIアイドルなど、もうカオスもカオス
「アイドルミラクルカオス時代」に突入です。
ちょっと前まではモーニング娘。のことを「レガシー」とか「レジェンド」
と、きっと褒めていただけてるという意味でのすごい称号もいただいておりました。
そのことも「Lonely...But not Alone」の解説でも触れました。
が、ここにきて10年選手の卒業ラッシュで、4人も新人を迎え、
基本、新人グループのような力量になっていると思われます。
それでも僕からしたら「可愛い可愛いモーニング娘。」
なんとか現メンバーにすばらしいアーティストになってもらいたい。
かっこいい、かわいい、素敵、憧れ・・などなど、
いろんな意味で愛されて欲しいわけです。
なので、「モーニング娘。か、それ以外か。」
って言葉が頭の中に浮かんでました。
そんな中、新人が増えてくし、
小難しさは「Lonely...But not Alone」に任せて、
この曲はPOP に弾けてもらいたい、そんな曲にしました。
テーマは「片思い」
設定は「どっかの学園」
同級生か、1学年上か。
あれ?もしかしたら1学年年下?
な、設定を頭に描いて曲を聴いていただけると、
爽やかな風が吹く、そんな設定になっております。
体育館でも、グランドでも、教室でもいいです。
スタートしましょう。
ミディアムなリズムで曲が始まりますが、
リズムはずっと鳴り止みません。
ここでしっかりリズムを取って歌わないと、
聴きたくなくなりますからね。
歌にもダンスにもリズムを出していきます。
爽やかな秋風に乗せて、
片思いの彼を見つめてください。
時には名前を00ちゃんって呼んでくれる。
いや、呼び捨てされる時もある。
下の名前?苗字?
いつもと違う呼び方をしてくるなんて、
なんかね〜、気になるよね。
弁当食べる時は美味しそうにバクバク食べてるんでしょう。
かっこいいよね。
と、ここまでは主人公が一方的に彼を眺めている
シーンでした。
急にリズムがアップになって、
舞台でいうところの場転換ですね。
景色も変わって、主人公のいる世界が動き出します。
おそらく彼と出会ったのはある程度、昔の話。
小学生も一緒だったのか、
中学1年生くらいから一緒だったのか。
この2人、意識する前の出会いがあったんだと思います。
でも、最近急に気になって仕方がない。
髪型、服装、言動、匂い・・・ああ、気になる。
独り占めしたいけど、みんなのヒーローでもあってほしいという
なんともエゴな発想。
自分で、私どっち!?ってなるほどヘンテコな恋にハマってる主人公。
どうする!?付き合う?
どうなの?好き?
私?それ以外?
喉の底まで出かかってるけど、言えない・・・。
そんな学園生活です。
彼には妹が居るようです。
学校ん中でも、兄妹で話してる時もあるのかな?
妹と仲良くなるとなんか利点あるかな?とかまで考えちゃう・・・。
めっちゃ勇気を持って、「昨日の雨すごかったね、なんか怖かった〜」
みたいに話しかけたのに「すごかったな。」だけで終わっちゃう切なさ。
きっと彼も彼で照れてるのか。単に面倒なのか、眼中にないのか、
悩むところ。
食べ物、趣味、好きな漫画、アイドル、映画、
ブランド、なんでもかんでも知りたくって仕方がない。
頭の中がめちゃトラフィック。
もう、そろそろどっちか答えて。
てか、もうそっちからなんか言うべきじゃないの?
って思いつつもやっぱ、
まあ、まだいいや。眺めとこ。「恋の大冒険。珍道中は続行中〜」
みたいな青春物語でございました。めでたし
あ、そうだ。ところで「モーニング娘。か、そうじゃ無いか。」どっち?
「光の彼方に」
さて、ありがたいことに24時間テレビで「つんく♂と妻、加奈子」を
題材にこの半生をドラマ化してくれるというような話がきました。
それがちょうどこの曲の歌詞を仕上げようとしている頃でした。
曲の構成やアレンジはある程度かたまり、
歌詞を書いては「違うか〜」書いては「もうちょっと変更」
なんてやってる時期に「ドラマを作りたい」と依頼がきたわけです。
ドラマのエピソードにも答えましたが、
最初は「作品」作りしてる僕の「作品」が歪む気がしてお断りするつもりでした。
今後の作品に「事情」がさらに乗っかるとなんだかややこしいような気がして。
聴く方もストレートに聴けないとかあるのかな〜ってね。
でも、なんだかんだあって妻も「ドラマ化お願いしましょ」ってなって、
で、「つんく♂さんは最近の作品はどんなのがあるんですか?」
ってインタビューの会話に出たので、
「今、ちょうど「元気でいてくれ」「幸せになってくれ」
とモーニング娘。や我が子らへの愛の手紙を書き終えたところです。」
って、この作品の歌詞を見てもらいました。
そんなエピソードを頭の片隅においててください。
で、実際の曲作りの方に戻ります。当時、マネージメントの方から、
「来年(2026年)、モーニング娘。に新人が加わる予定」というような話まで聞いてたけど、
何名か、どんな子か、その辺わからないまま、メロディーを書いてました。
卒業と加入で大きくなってきたモーニング娘。ですが、
やっぱ卒業してくと寂しいのは事実。
しかも、卒業するころって、
「もうちょっとで何かを掴みそうな直前」な時も多くて、
歯がゆい気持ちの時もあります。
でも、愛おしいモーニング娘。たちにまた新しい光を注ぎ込みたい。
いや、彼女たちから新しい光を放ってほしい。
そんな思いがありながら、
これまでたくさん作品を作ってきたけども、心改めて、これまでの卒業してった
モーニング娘。たち、そして現モーニング娘。に、未来のモーニング娘。たちに、
心よりのリスペクトと共に感謝と愛情を伝えたいと思い、
この曲を書き進めました。
思えば、何をどう思って自分にどんな自信があったか知らないけど、
「バンドで成功する!日本一になる!」って思ってた20歳ごろ。
あれから40年近く、音楽に携わって生きてるってことに
ふとした感謝、感激が心に湧いた瞬間が昨年秋ごろありました。
モーニング娘。の曲を書く時って、精神的には、柔道家なら道着を着て、
神聖なる道場で、帯をギュっとしめて畳の上に立って「礼」をするところから始めるような、
そんな気持ちで曲作りに向きあうところから始まります。(あ、他の楽曲の時、サボってるとかそんな意味じゃないですからね〜)
卒業してくメンバーなら尚更、すでに卒業したメンバーも、
モーニング娘。への愛情ってのがあるだろうし、
現役メンバーやこれから先のモーニング娘。には、
いつもエールを送ってるとそう思います。
そんな彼女たちの気持ちの代弁でもあり、いや、それは僕のエゴなのであれば、
僕からの全てのモーニング娘。たちへの心からのお手紙。
そう思ってこの曲を聴いてほしい。
先輩後輩関係もあるし、姉妹以上に仲良い時期もあれば、
喧嘩する時期もあるだろうし、空気みたいになってて何にも触れない時期もあるでしょう。
まあ、また会える。いつでも会える。いやでも会わなきゃいけない。
だから会う。
そんな関係なんじゃないかな。モーニング娘。って。
まるで家族。
僕からすると、中で少々イザ、コザしてても、全部が愛おしい。
勝手に愛してて申し訳ないけど、我が子に対してもそんな感覚です。
「パパなんて大っ嫌い!」ってバタンって扉閉められようが、
やっぱ愛おしいもんね。
先輩やOGから見た後輩たちも当時のイザ、コザも数年経てば
やっぱ愛おしい記憶になるんじゃないか、って僕は思ってます。
当人の悩みって深みにハマると「はぁ。なんで生まれてきちゃったんだろ」
「なんで、私だけこんな辛いの?」「ああ我慢」「ああ孤独」「なんかムカつく」・・
「なんで!?なんで!?なんで!?」と頭の中が哲学者のようになる。
いろんな思いを紐解けば紐解くほど、どんどんわからなくなる。
モーニング娘。に加入した年齢が若ければ若いほどそうだけど、
先輩に会うのもステージにたつのも写真を撮るのも新鮮で、
常にきゃっきゃきゃっきゃ心がはしゃいでたはず。
まるで3歳4歳の子供が誕生ケーキのキャンドルを前に目をらんらんと
させてるようなあんな感じ。
「モーニング娘。らしくいなきゃ」この暗示(or呪文)のような言葉に
いつしか心に鍵がかかって苦しくなるんじゃないかな。
僕はメンバーたちは何歳になっても、
最初の頃のようなあんな「らんらん」な感じのまっすぐな気持ちで、
世間にぶつかってって良いじゃないかなって、そう思っています。
そう「おまえが未来」
これが僕の全てです。
この先の日本もモーニング娘。も全ての未来は、あなたたちの手の中にある。
いろんな経験も心のざわめきも承認欲求も
自己肯定も否定も、全部は「あなた(たち)の未来」に繋がっている。
そして、それらは僕らにとっては「希望」なのです。
ただ、難しいことは何も要らない。
僕らが願うのは「元気で居てくれ」、ただそれだけです。
心であれ、体であれ、「元気」で居てくれたら
いつかの「幸せ」につながる。
いや、「元気」であれば、それこそが「幸せ」である。
他に何が要る!?ってね。
こうやって、悟ったかのように彼女たちのことや世間のこと、
我が子のことを語るのは簡単だけど、
「本当は何にもわかっちゃいないんじゃないか」って反省することも多いです。
だって、僕が高校生、大学生の時、親にも世間の大人たちにも
期待も希望も抱かなかったもんね。
「うるさいわ。わかったようなこというな!」って。
小うるさいオヤジだってわかってても、
「嫌われてもいいわ!」くらいの気持ちで、あれこれ伝えてしまう。
だけどね、こんな不器用な愛もあると笑って許してください。
だってね、どんな偉い人も、すっごい力持ちも、長く生きて100年。
だから、それでいいんだよ。今、思うことをやった方がいい、
だって、たったこれっぽちの人生やん!?ってね。
結局、この曲で言いたいことをまとめます。
諦めるな。
誠実に謙虚で行け。
素直で真剣に生きろ。
元気でいろ。
あれ?令和の「関白宣言」みたいになってきた。
そんな曲だったっけ?(笑)
でも良い、俺は伝える。
このメッセージ(お手紙)がどうぞいい意味で伝わりますように!
皆の「幸せ」を願います。
と、この曲が出来上がってく中、24時間テレビのドラマの台本や
キャストが固まっていきました。
脚本家の岡田恵和さん率いる日テレのプロデューサーさんとも、
その間、当時の解釈はこれであってますか?
セリフの言い回しや時系列に間違いはないですか?など細かいやりとりもあって、
脚本が仕上がり、撮影が始まりました。
楽曲のレコーディング、トラックダウンも同じころ、仕上がりました。
ドラマ化の話をいただいた最初のミーティングの時に見せたこの歌詞カードも、
このドラマと繋がってること、見逃さないように、
皆様、どうぞドラマも楽しんでくださいませ!
https://up-front-works.jp/release/7675/















