


モーニング娘。

人生Blues / 青春Night
人生Blues
作詞:つんく 作曲:つんく 編曲:大久保薫
青春Night
作詞:つんく Rapアレンジ:Miss Monday 作曲:つんく 編曲:大久保薫
■アーティスト:モーニング娘。'19
■発売日:2019/06/12
■コード:EPCE-7499
■レーベル:zetima
つんく♂コメント
モーニング娘。の作品というのは本当にエネルギーを費やします。
注目感もあるし、ある種の僕の根源でもあるので、シャキっとしておかないと、あとあと自分で後悔することになるだろうしと。
多人数グループでもあるので、テーマをパーソナルな問題に絞り込むのも実はなかなか難しかったりします。
(例えば、そういうのはアルバムの一作だったり、シングルのカップリング曲だからこそ持ち味として生かせたりすることもあるんですが。)
でも、現状のモーニング娘。はシングル押しなので、常に緊張感が張り詰めています。
今回のシングル2曲はそんな緊張感の中で生まれた「青春」と「人生」の2テーマです。
まず、世間的に先に発表になった「青春Night」。
EDM云々である種話題になった2014年あたりからは随分時も経ちますね。
「青春Night」はファンクな要素を取り入れたディスコサウンド。
AメロBメロと短調で渋い雰囲気でCOOL感を演出し、サビでガラッとセクシーながらも爽やかに様変わりをさせることで、曲の幅を持たせます。窓を開けたらさ〜っと爽やかな風が吹き込んでくるようなそんなイメージです。
この曲で言いたいことはたった一つ。
落ち込んでる時間自体が勿体無いってこと。
デートの時間に遅刻する。
宿題持って出るの忘れた。
記念日、忘れてた!
など、そりゃ、人生には何かとミステイクもあるでしょう。
「あのタイミングでメモしてりゃ忘れなかったのに・・・」なんてことザラですね。
落ち込む気持ちもわかるけど、その気持ちをいつまでも引っ張らないで、次に行くしかない!ってね、そう切り替えるスイッチがとても重要だと思うんです。
子どもの頃はあんなにくじけなかったのに、なんで、大人になると心が折れるんだろうって、我が子なんて見てても思います。
新品の水筒無くしてしこたま叱られても翌日ケロッとしてます。
おそらく本来人間にはこれが必要なんでしょう。
でも、成長とともに、いつの間にか心の中にそういうモヤモヤをを引っ張り込んで引きずってしまうようになってた・・・なんでだろ。
中学生くらいからかな。もっと上の年齢かな。
モーニング娘。の現メンバーも20年25年と記念時期を迎えるごとに過去の何かと比較されちゃうんでしょうが、それはそれでありがたく評価していただき、当のメンバー達においては、それよりも現状のベストに挑んで、自分として楽しみ成長してほしいなってそう思います。
ガラガラゴー!ですよ。本当に。
「人生Blues」
まじ、よく聞いてほしいんですが、Aメロの「怖がるな 戸惑うな 躊躇すな 油断すな」のところ、歌詞のディレイのようにも聞こえるんですが「こわがるな」「こ」の直後に「お」みたいな音が聞こえると思うんですが、これは元の音を加工したのではなく、この音だけをメンバーが歌ってRECしました。声をパーカッションみたいにして弾(はじ)きたかったからです。
Aメロのアグレッシブな勢いはこの手法によって演出しました。こうやって説明しなきゃ気がついてもらえないこと、やって意味あるの!?って話も聞こえてきますが、こういう見せない下着にこだわるみたいな美学を大事にしていきたいって思っています。
事務所からオーダーとしては「メロディアスで往年の歌謡曲みたいなさ、口づさみたくなるやつ頼むよ」というもの。 となると、やはり哀愁感のある短調メロディが重要。
特にサビのメロディーにポイントをもってきました。
懐かしさも出ますが、彼女たちが歌うにあたってはとても新鮮でした。
この曲で言いたいことは一つ。
人生で「ああ、もう無理。ああ、終わった。ここで最後。」という極限の状態に出会った時に、そこから「なんとかする」「なんとかした」だから今があるわけで、あの時なんとかしなかったら結果、今がないわけです。
実は人生って、誰もが何度も極限を乗り越えてきてるんですね。なんとかしてきたわけです。 「あかん、もう無理」って思った事あるでしょ!?
「諦めちゃならない」とか聞き飽きた言葉かもしれませんが、結果「なんとかした奴だけが次に進む。」
そんな気になったので、それを歌にさせてもらいました。
飯窪が卒業し、また新メンバーが加入したようですが、譜久村や石田あたりは過去のモーニング娘。の歴史を覆すような40歳現役とかね。
そんな度肝を抜くような新しい人生を歩んでほしいです。
何度か話してますが、新メンバーほど大変になるのが、こういう歴史あるグループのメンバーになること。
数百曲はあると思われるモーニング娘。の曲をメンバーが知らないのも本当は変なのかもしれないけど、実際問題無理な面もあるとは思いますが、そこをなんとかするも人生。
また違う方法でなんとか乗り切るも人生。
これまた素敵な出会いであること信じております。
がんばれ!
ファンの皆様、どうぞよろしくお願いしますね!
注目感もあるし、ある種の僕の根源でもあるので、シャキっとしておかないと、あとあと自分で後悔することになるだろうしと。
多人数グループでもあるので、テーマをパーソナルな問題に絞り込むのも実はなかなか難しかったりします。
(例えば、そういうのはアルバムの一作だったり、シングルのカップリング曲だからこそ持ち味として生かせたりすることもあるんですが。)
でも、現状のモーニング娘。はシングル押しなので、常に緊張感が張り詰めています。
今回のシングル2曲はそんな緊張感の中で生まれた「青春」と「人生」の2テーマです。
まず、世間的に先に発表になった「青春Night」。
EDM云々である種話題になった2014年あたりからは随分時も経ちますね。
「青春Night」はファンクな要素を取り入れたディスコサウンド。
AメロBメロと短調で渋い雰囲気でCOOL感を演出し、サビでガラッとセクシーながらも爽やかに様変わりをさせることで、曲の幅を持たせます。窓を開けたらさ〜っと爽やかな風が吹き込んでくるようなそんなイメージです。
この曲で言いたいことはたった一つ。
落ち込んでる時間自体が勿体無いってこと。
デートの時間に遅刻する。
宿題持って出るの忘れた。
記念日、忘れてた!
など、そりゃ、人生には何かとミステイクもあるでしょう。
「あのタイミングでメモしてりゃ忘れなかったのに・・・」なんてことザラですね。
落ち込む気持ちもわかるけど、その気持ちをいつまでも引っ張らないで、次に行くしかない!ってね、そう切り替えるスイッチがとても重要だと思うんです。
子どもの頃はあんなにくじけなかったのに、なんで、大人になると心が折れるんだろうって、我が子なんて見てても思います。
新品の水筒無くしてしこたま叱られても翌日ケロッとしてます。
おそらく本来人間にはこれが必要なんでしょう。
でも、成長とともに、いつの間にか心の中にそういうモヤモヤをを引っ張り込んで引きずってしまうようになってた・・・なんでだろ。
中学生くらいからかな。もっと上の年齢かな。
モーニング娘。の現メンバーも20年25年と記念時期を迎えるごとに過去の何かと比較されちゃうんでしょうが、それはそれでありがたく評価していただき、当のメンバー達においては、それよりも現状のベストに挑んで、自分として楽しみ成長してほしいなってそう思います。
ガラガラゴー!ですよ。本当に。
「人生Blues」
まじ、よく聞いてほしいんですが、Aメロの「怖がるな 戸惑うな 躊躇すな 油断すな」のところ、歌詞のディレイのようにも聞こえるんですが「こわがるな」「こ」の直後に「お」みたいな音が聞こえると思うんですが、これは元の音を加工したのではなく、この音だけをメンバーが歌ってRECしました。声をパーカッションみたいにして弾(はじ)きたかったからです。
Aメロのアグレッシブな勢いはこの手法によって演出しました。こうやって説明しなきゃ気がついてもらえないこと、やって意味あるの!?って話も聞こえてきますが、こういう見せない下着にこだわるみたいな美学を大事にしていきたいって思っています。
事務所からオーダーとしては「メロディアスで往年の歌謡曲みたいなさ、口づさみたくなるやつ頼むよ」というもの。 となると、やはり哀愁感のある短調メロディが重要。
特にサビのメロディーにポイントをもってきました。
懐かしさも出ますが、彼女たちが歌うにあたってはとても新鮮でした。
この曲で言いたいことは一つ。
人生で「ああ、もう無理。ああ、終わった。ここで最後。」という極限の状態に出会った時に、そこから「なんとかする」「なんとかした」だから今があるわけで、あの時なんとかしなかったら結果、今がないわけです。
実は人生って、誰もが何度も極限を乗り越えてきてるんですね。なんとかしてきたわけです。 「あかん、もう無理」って思った事あるでしょ!?
「諦めちゃならない」とか聞き飽きた言葉かもしれませんが、結果「なんとかした奴だけが次に進む。」
そんな気になったので、それを歌にさせてもらいました。
飯窪が卒業し、また新メンバーが加入したようですが、譜久村や石田あたりは過去のモーニング娘。の歴史を覆すような40歳現役とかね。
そんな度肝を抜くような新しい人生を歩んでほしいです。
何度か話してますが、新メンバーほど大変になるのが、こういう歴史あるグループのメンバーになること。
数百曲はあると思われるモーニング娘。の曲をメンバーが知らないのも本当は変なのかもしれないけど、実際問題無理な面もあるとは思いますが、そこをなんとかするも人生。
また違う方法でなんとか乗り切るも人生。
これまた素敵な出会いであること信じております。
がんばれ!
ファンの皆様、どうぞよろしくお願いしますね!