ロックスタイルのアレンジです。僕がアレンジをし、アコースティック・ギターを弾き、ドラムを叩きました。まずアコースティック・ギターを録音し、それをガイドにドラムを叩いて構成を決め、永井ルイ氏が僕のドラムに合わせてベースと、ピアノを弾きました。そのリズムトラックにセブンHOUSEのヤスノリと鈴木俊介氏がギターをダビング。で、最後にもう一度アコースティック・ギターをダビング!まさにロックのアレンジ!その荒れ狂うリズムトラックに、大木衣吹と北上アミが歌を歌いました。実は、その日は「仮歌レコーディング」のためにスタジオに来てもらっていました。彼女たちにとって生まれて初めてのレコーディングだし、どこまでやれるかわからないから、何回かに分けて歌ってもらおうと思っていたのです。でも、びっくり!「うまい」とか「じょうず」とかそんなありきたりの言葉ではなく、単純に「かっこいい!」と思ったのです。「どれだけ練習してきたのか?」とは聞きませんでしたが、最近は耳にしたことの無い歌い方でした。なんて「個性」なんだろう!たとえこの2人がこの後これ以上うまく歌えたとしても、どんどん説得力が無くなっていくような気がしました。ほんの数回しか歌わなかったヴォーカルテイクが僕には妙に愛しかったのです。“もう一度歌ってもらったら、「もっとうまい歌」がレコーディングできるんじゃないか?” “いや、そう思う心を抑えて’このテイクが愛しい’と感じたその直感を信じるべきなのでは?” −プロデューサーの判断能力が問われる場面です。−結局、そんなに長い時間考えることなく“これで行こう”と決断できました。なぜなら、何度か聴いているうちに、その歌がめちゃくちゃロックに聞こえてきたからです。僕達ロック大好きミュージシャン達がガンガン暴れて演奏しているリズムトラックを彼女たちの歌が飲み込んでいたのです!これぞまさしく「ロック」!!!
歌詞について、最近は「女性のほうが男性より強い」と言われていますが、世の男性たちに「本当の女性は“実は「心のフェロモン」をもっと感じてほしい”と思っているのよ!」と言う意味を込めて、女性の優しい気持ちを力強い言葉で表現しました。 |